3日、鹿児島のスーパー業界の雄である(株)タイヨーが、2012年2月期第二四半期決算(中間期)を発表した。前回4月11日に公表した数値の644億5,000万円を8億8,700万円上方修正の653億3,700万円とし、前期決算(11年2月期)、同年第一四半期に続き、増収となっている。中間期は曜日ごとにセールや販売強化を行なったことが奏功した模様だ。
同社は、長らく鹿児島の地場スーパーのトップであるが、近年は鹿児島においても競合店との価格競争により、同社も減収傾向となっていた。スーパー業界は景気低迷により減収傾向にあるが、増収基調になったことで老舗スーパーの底力がうかがえる。
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら