「長崎県特産品新作展の最優秀賞を受賞」
「めんの山一」として知られる(株)山一に消費者から喜びの声が届いている。彼女は冷え性に悩まされていたが「スープ生姜めん」食べたところ、これまでにない身体のぬくもりを感じたとのこと。過去ににがい経験があったのか、「からだに良い」と評判の製品は全く信頼していなかったという。予想外の効果であまりの嬉しさにその気持ちを同社に伝えたかったそうだ。「スープ生姜めん」は文字通り原料に生姜を用いている。同社としても体温上昇などの効果には手ごたえは感じていたが、反響の大きさに驚いた。同社殿村常務は「結果を恐れず一生懸命取り組んできたことが評価されてうれしい」と励みにしている。
当初は「受験生を応援する夜食にできれば」という願いもあって開発された。というのも、「スープ生姜めん」は島原農業高校生徒との産学連携プロジェクトによって生みだされたもの。同プロジェクトは350年の伝統と文化を持つ島原そうめんの普及と地域の活性化を目指して発足したもの。(株)山一はISO9000やHACCPの認証取得するなど安心・安全には細心の注意を払う。一方で黒ゴマ麺など果敢に製品開発に取り組んでいる。島原農業は県下有数の名門農業高校として知られ、長年に渡り食品の商品化をめざす授業を導入するなど実践的な人材育成を行ってきた。「スープ生姜めん」は開発に携わった生徒たち世代へのエールの結晶でもある。昨年5月の発売後口販路は百貨店やコーヒーショップなどに広がりをみせている。中には12袋入りの箱で購入する人もいるという。
当然商品への評価が高く今年3月には長崎県特産品新作展の最優秀賞を受賞した。
「第2弾スープほうれん草めん販売」
そしてこの9月、スープなそうめんシリーズ第2弾として「スープほうれん草めん」を発売した。島原特産のほうれん草は鉄分が非常に豊富で、あらゆる料理との相性が良い。「スープほうれん草めん」1食で成人女性の1日に必要とされる摂取量の1/3を補うことができる。これに豆乳ポタージュスープを組み合わせることで絶妙なバランスを得た。こちらの人気に火が付くのも時間も問題となっている。めんの山一が次に何を生み出すか目が離せない。
<COMPANY INFORMATION>
■(株)山一
代 表:小嶺一春
所 在地:長崎県島原市布津町丙1763-1
設 立:1982年2月
電 話:0957-65-1110
FAX:0957-72-6887
H P:http://www.mennoyamaichi.co.jp/
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