(株)悠香が販売するお茶石けん『茶のしずく』の問題で、NET-IBでは被害者座談会や医師・弁護士を招いた座談会を行なってきたが、今回、被害者である東京在住の主婦・Mさん(30代)に協力を得て、動画による取材インタビューに成功した。
Mさんは2009年から10年にかけて、『茶のしずく』を4個使用した。3個目を使い始めてから、すぐに顔にかぶれが出たが、石けんが原因だとわからず、その後2個を使い切った。Mさんは、その後パスタを食べて救急車で病院に運ばれることになるが、そこでの病院の不適切な処置、悠香が訪問する際の不誠実な対応、悠香に対して言いたいことなど、赤裸々に語ってくれた。
Mさんはアレルギー症状に向き合うことで精いっぱいで、悠香とは一切の関係を断ちたいというのが本音のようだ。しかし、悠香側は「今後も情報提供をして、お客様のサポートをしていきます」として、Mさんの気持ちを逆なでする。
Mさんは悠香とのやり取りで生じた精神的な疲労や、常に小麦をチェックしなければならいストレスなどが重なり、最近はすぐに体調を崩すようになってしまったと言う。被害者弁護団への損害賠償委任についても、「悠香との争いで生じるストレスに耐えられるかどうか......」と委任するかどうか迷っているようだ。
今回の取材は、Mさんの「私の他にも多くいる被害者のためにも、できることは協力したい」という思いから実現した。被害者が直に語る真実を伝えるために、NET-IBでは動画取材を公開した。
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