今年(2011年)7月ごろから流行の兆しを見せている「マイコプラズマ肺炎」。北九州市小倉南区の市立貫(ぬき)小学校では、マイコプラズマ肺炎や風邪の症状がみられる児童が多数欠席したことから、2年生の2クラスが今週末まで学級閉鎖される事態に発展している。
「マイコプラズマ肺炎」は一見すると風邪の症状だが、一般の風邪薬ではまったく太刀打ちできない感染症であるという。飛沫(咳やクシャミ)によって感染し、重症化すると脳炎・心筋炎・中耳炎などに発展する可能性があるとされている。ただし、抗生物質の投与で改善するとのこと。鼻水や痰(たん)をともわない乾いた咳が長時間止まらないようであれば、早め医師の診断を受けたほうが良い。
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