24日、福岡市は、東日本大震災被災地の高校生の交通手段として活用することを目的とした「復興応援自転車」70台を福島県教育委員会に提供すると発表した。26日10時30分ごろから那の津自転車保管所で積み込みを行ない、作業が終了次第出発する。
提供される自転車は、放置自転車で撤去後6カ月以上経過し、所有権が福岡市に移転したもの。福岡県自転車軽自動車商協同組合の協力を得て、点検・整備を実施した。
福岡市は今年(2011年)4月1日にも、同じく震災被災地である宮城県石巻市へ自転車70台を提供している。今回は、全国自転車問題自治体連絡協議会を通じた福島県教育委員会からの要請に応えたもの。提供された自転車は福島県の県立高校の生徒が通学に使用するという。
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