(株)済度
さまざまな販売トラブル発覚。業績急低下
(株)昭光社
黒字転換なるか
■左官工事(福岡)/(有)宝珠工業
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 現在精査中
代 表 : 井上 好則
所在地 : 福岡市早良区田村4-21-14
設 立 : 1988年11月
資本金 : 350万円
売上高 : (10/4)約5,900万円
9月30日までに事業を停止した同社は、破産手続申請の準備に入った。担当は前田恒善弁護士(徳永賢一法律事務所、福岡市中央区赤坂1-13-7、電話:092-712-4550)。負債総額は現在精査中。
■婦人服製造(福岡)/(株)アイフル
販売不振 破産手続申請準備中 負債総額 現在精査中
代 表 : 末松 健次
所在地 : 福岡市博多区博多駅南1-9-8
設 立 : 1984年2月
資本金 : 1,800万円
売上高 : (11/1)約1億7,800万円
10月11日までに事業を停止した同社は、破産手続申請の準備に入った。担当は石井謙一弁護士(けやき通り法律事務所、福岡市中央区警固2-18-7、電話:092-712-0266)。負債総額は現在精査中。
■建築工事(熊本)/(有)システム工房
受注不振 破産手続開始決定 負債総額 1億6,341万円
代 表 : 岩長 伸一
所在地 : 熊本市神園2-9-38
設 立 : 1997年10月
資本金 : 300万円
売上高 : (09/8)約1億2,000万円
8月2日、熊本地裁に破産手続開始を申請していた同社は、10月3日に開始決定を受けた。申請代理人は河浦龍太弁護士(博多駅前法律事務所、福岡市博多区博多駅前3-9-5、電話:092-471-7063)。破産管財人は渡辺裕介弁護士(渡辺綜合法律事務所、熊本市京町2-2-37、電話:096-223-5523)。負債総額は1億6,341万円。
■包装資材卸売(宮崎)/平成産業(株)
販売不振 債権者判明 負債総額 約8,200万円
代 表 : 黒木 兼一郎
所在地 : 宮崎市有田154
登記上 : 宮崎市富吉396
設 立 : 1991年3月
資本金 : 1,000万円
売上高 : (10/12)8,000万円
9月28日、宮崎地裁より破産手続開始決定を受けていた同社の債権者が判明した。破産管財人は年森俊宏弁護士(年森法律事務所、宮崎市旭1-7-12、電話:0985-20-5526)。負債総額は約8,200万円。
■特集・新旧エネルギーの端境期
「次世代自動車」はどこに向かって走るのか
九州大学工学研究院 機械工学部門
教授 村瀬 英一 氏
「次世代自動車」といえば、HV(ハイブリッド)、PHV(プラグイン・ハイブリッド)、EV(電気自動車)を筆頭に、水素を用いたFC(燃料電池自動車)など"エコカー"の開発が進んでいる。しかし、従来の"ガソリン・ディーゼルエンジン"の究極の省エネ化を重視する研究もある。「次世代ガソリン・ディーゼル車研究会」の座長である九州大学の村瀬英一教授に、その真意と今後の車社会の展望を聞いた。
■特集・新旧エネルギーの端境期
省電力型産業構造への転換が急務 エネルギー政策から見えること
早稲田大学ファイナンス総合研究所 顧問 野口 悠紀雄 氏
東日本大震災は日本経済への大きな打撃を与えた。製造業を中心産業としてきた日本にとって、脱原発による電力制約は産業構造の転換を促す。今回、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授の野口悠紀雄氏に、日本経済論の分野における第一人者として、現在のエネルギーをめぐる議論と産業構造の関わりについて大局的な見方を語っていただいた。
○電力不足で忘れられている環境問題
○再生可能エネルギーに頼ることはできない
○製造業に代わる日本の産業
■特集・新旧エネルギーの端境期
新技術過信への警鐘と脱原発後の日本経済
東日本大震災以降、再生可能エネルギーへの回帰と新技術の開発が注目を集め、メディアでもそうしたものが多くとりあげられてきた。そのなかで、旧来からあるエネルギー・技術の重要性を指摘する意見もある。今回の特集は、なかなか伝えられる機会の少ないそうした声を伝えるべく企画した。
○エネルギーと環境
○新技術への疑義
○火力が支える電力供給
■流通大競争時代
寿屋、マイカル倒産から10年 業界地図、大きく塗り変わる
流通業界を激震させた寿屋、マイカルの破綻から今年で10年。翌年2月のニコニコ堂の倒産とともに、流通大再編の幕開けとなった。倒産、合併、買収が相次ぐ一方で、新興勢力が台頭。業界地図は大きく塗り替わった。九州流通企業の売上20社ランキングから激動の10年を振り返る。
○上位20社中6社が姿消す
○上位陣、入れ替わる
○トライアル、10年で21倍
○減収企業は百貨店独占
○上位企業の大型化進む
○来年は首位交代
■企業アーカイブ
中国ビジネスの成功者と絶賛された「カリスマ女性経営者」の虚像
「やっと」と言うべきか―。大阪地検特捜部は10月3日、民事再生手続中のアパレル卸会社「U.F.O.(株)」(東京都中央区)の谷絹子社長(61)と、夫の誠・元取締役(68)を民事再生法違反(報告、検査の拒絶)の疑いで逮捕した。谷社長といえば、中国ビジネスのカリスマ女性社長として名を轟かせた有名人。メガバンクを手玉に取ったことから、「平成の尾上縫」と言われた。その足跡を振り返ってみよう。
○銀行を手玉に取り引っ張った300億円
○女性経営者32人に選ばれる
○実際の売上は公表数字の1%
○谷社長の異名は「平成の尾上縫」
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