西日本最大の学生数を誇る日本語学校、西日本国際教育学院で28日、秋の入学式がおこなわれた。入学式にはこの秋に入学する86人のうち、新入生62人、在校生、職員など約130人が出席した。
式では、宮田道郎学院長が「西日本国際教育学院が西日本一と言われるのは、単に学生数が多いからではない。絶えず新しい教育システムを取り入れ、前に進んでいるからだ。母国と日本の友好のために、真の国際人となれるよう、勉強に励んでほしい」と挨拶した。
新入生代表の中国人留学生、金成華さんは「将来の夢は建築家になること。日本は地震が多いが、強い家を作っている。大きな地震を経験した日本人の気持ちも強い。日本にいる間に、日本文化をたくさん経験したい」と抱負を語った。
西日本国際教育学院は、これまで中国、ベトナム、韓国、ネパールの4か国から学生を受けて入れていたが、今秋初めてインドネシアからの留学生が4人入学した。当学院は来春、学校法人化を目指していて、新たな国の、良い人材の発掘に力を入れている。
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら