(株)ユトリホーム
業務の一部停止命令
(株)クリエイト
佐賀地検が前社長を在宅起訴
■看板設置工事(福岡)/(株)協和工芸社
【続報】債権者判明 負債総額 2億1,051万円
代 表 : 柴田 和正
所在地 : 福岡市博多区那珂1-12-9
設 立 : 1958年11月
資本金 : 1,000万円
売上高 : (11/5)1億9,865万円
9月29日、福岡地裁に破産手続開始を申請し、10月14日に開始決定を受けた、同社の債権者が判明した。申請代理人は芦塚増美弁護士(芦塚法律事務所、福岡市中央区大名2-2-50、電話:092-752-1243)。破産管財人は太田和夫弁護士(鴻和法律事務所、福岡市中央区赤坂1-15-33、電話:092-726-2866)。負債総額は2億1,051万円。
■衣料品小売(大分)/(株)アビ・ヒサツネ
売上不振 破産手続開始決定 負債総額 約12億円
代 表 : 久恒 達也
所在地 : 大分県宇佐市安心院町下毛2032
設 立 : 1971年3月
資本金 : 3,004万円
売上高 : (11/2)約15億6,000万円
同社は、10月20日に大分地裁に破産手続開始を申請、21日に開始決定を受けた。申請代理人は泊昌之弁護士(さくら共同法律事務所、東京都千代田区内幸町1-1-7、電話:03-5511-4400)ほか2名。破産管財人は岩崎哲朗弁護士(弁護士法人アゴラ、大分市千代町2-1-23、電話:097-537-1200)。負債総額は約12億円が見込まれる。
■電気工事ほか(熊本)/玉名電設(株)
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 1億3,394万円
代 表 : 吉田 俊雄
所在地 : 熊本県玉名市松木11-1
設 立 : 1968年7月
資本金 : 2,000万円
売上高 : (11/4)1億2,538万円
弊誌2010年11月8日号「アラーム」などで既報の同社は、10月10日までに事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は高見敏之弁護士(荒尾ひまわり基金法律事務所、熊本県荒尾市大正町1-2-3、電話:0968-64-6670)。負債総額は11年4月期時点で1億3,394万円。
■電気工事ほか(鹿児島)/(株)オーデンシステム
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約1億4,000万円
代 表 : 大栄 利清
所在地 : 鹿児島市吉野町11074-8
設 立 : 2001年12月
資本金 : 500万円
売上高 : (10/8)2億965万円
同社は10月3日、事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。申請代理人は、坂元直人弁護士(坂元・黒沢法律事務所、鹿児島市易居町1-34、電話:099-219-1212)。負債総額は流動的ながら約1億4,000万円が見込まれている。
■特集・家具販売攻防戦
世界企業が満を持して九州進出 業界勢力図は塗り変わるか
IKEA(イケア)
来春、家具販売の世界最大手IKEA(イケア)が、九州初となる福岡新宮店を出店する。ヨーロッパを中心に世界38カ国に320店を展開する"ガリバー"の進出で、業界勢力図が塗り変わりそうだ。
○撤退経験を活かした覚悟の進出
○停滞を知らぬ成長力
○購買心理に震災が与える影響は
○激戦区新宮が今後の国内市場の試金石
■特集・家具販売攻防戦
開発事業にも参画 九州地区でも出店あるか?
(株)ニトリホールディングス
「お、値段以上、ニトリ」のキャッチコピーで、日本の家具業界を席巻している(株)ニトリホールディングス。日本でもユニクロをはじめとした数少ないSPA(製造小売業)を実践しており、企画から製造、販売までを手がける企業として知名度も高い。10月5日、大阪府東大阪市にて初の開発事業となるニトリモールを開業し、デベロッパー事業にも参入するなど、活動の幅は広がっている。
○家具・雑貨を主体としたモール
○気になる九州地区への出店予定
○イケア出店で勢力図はどう変わるか
○九州地区におけるニトリ
■特集・家具販売攻防戦
ビッグスリーが激突 ナフコ、防衛出店で対抗
イケアの開業で、九州家具市場は一足先に進出したニトリと、地場のナフコの大手3社が激突する。ホームセンターでは九州域外からの進出をことごとく跳ね返し圧倒的なシェアを築いてきたナフコは、外資という異質な競争相手に直面する。ビッグスリーの三つ巴の戦いで、地場の中堅中小家具店が大きな影響を受けるのは必至だ。
○鉄壁の店舗網誇る
○HCと併設が強み
○ニトリ、いち早くSPAへ
○収益性で圧倒的な差
○三つ巴の戦いに
○業績は揺るがず
○影響は中堅中小店に
■トリアス久山物語『夢の始終』
山紫水明の地に突如出現したショッピングセンターの数奇な運命
福岡県糟屋郡久山町に「トリアス久山」というショッピングセンター(SC)が開業したのは、1999年4月のことである。規模は、当時としては国内有数の敷地面積7万6,000坪。出店テナント数149店舗、初年度売上目標400億円というスケールは脚光を浴びた。それだけではない、90年代前半の日米構造協議の結果、外資系小売業への積極的な門戸開放が実現し、その成果の結実としてアメリカより大型ウェアハウスストアの「コストコ」が、日本初出店の地としてこのトリアス久山を選んだのである。このことでトリアス久山は、全国の注目を集めた。その後、大店法の規制緩和により雨後のタケノコにようにSCが出現したが、このトリアス久山は、流通資本によるものではないながらも、大型SC時代の先鞭をつける存在であった。
○7期28年の小早川町政が発端
○中内ダイエーとの確執の果てに
○開業後の困難 前年比マイナスが続く
○大家業が管理人に変わるとき
○不動産転売 そして...
○それでもハコは地域に残る
■群雄割拠の健食薬系事情
歴史と伝統持つ家庭薬は"ロングセラーの宝庫"
"ロングセラーの宝庫"と言われる「家庭薬」。耳慣れた商品は枚挙に暇がなく、100年以上の歴史を持つ商品も少なくない。家庭薬が長年にわたり生活者を引きつける秘密は、どこにあるのだろうか。商品力はもちろんのこと、成分の効能、時代を先取りしたキャッチコピー、宣伝力など―ロングセラーの条件は、商品によってさまざまだが、1つの共通点がある。それはストーリー性だ。このストーリーが親から子へ、そして孫へと語り継がれ、常備薬として日々使われて今日に至っている。
○家庭薬のブランド企業は約100社
○歴史・伝統ある商品名を社名にする
○新聞・雑誌通販で時代を先取り
○DgSチェーンと組み啓蒙活動
※記事へのご意見はこちら