濱口和久氏の寄稿「日本は東シナ海の権益を守れ」について、匿名の読者の方より、ご意見メールをいただきましたので、ご紹介いたします。
同感です。
世界の各所で石油・天然ガスの採掘での領土問題が発生しているが、どこでも実際の掘削作業を行ない、既成事実をその国としての意思を明確に当該相手に伝えている。
この問題は中国の人民の不満が日本に向かい、弱腰を見せれば、中国共産党指導者の立場がなくなるため、日本に自制を強要している、あるいは、日本が自ら自制している部分がある。
交渉とは瀬戸際に立たないと、物事の本質が浮かび上がってこない部分もある。中国の人民に向かって、正々堂々と論理的に物事をぶつけ、Yes or Noのはっきりした部分の線引きを明確にし、グレーな部分は100年後に持ち越せばよい。
それが、政治だと考える。
石油を見つけ、開発するには相当の時間がかかる。
見つけても、海底のパイプラインは中国側にしか敷設することはできないであろう。したがって、タンカーで天然ガス、石油を搬出することとなると思われる。北極海で天然ガスを開発するより、ここでの開発が中国にも日本にも理(利)がある。
貴重なご意見ありがとうございました。
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