福岡市の将来を考える「福岡都市成長戦略プロジェクト」が来月5日、「福岡で学んだ留学生がなぜ福岡に残らないのか?」と題した会合を開く。当イベントは、九州大学大学院の坂口光一教授や、立命館アジア太平洋大学の横山研治教授などをパネリストに、市民参加型で、議論を深めるというものだ。
福岡都市成長戦略プロジェクトは、福岡市の将来をどうしていくかを考えるプロジェクトで、去年4月に発足、定期的に会合を開いている。都市の成長のためにはアジア各国から注目される都市になり、「国際人流の増加」が不可欠な要素となるのだが、福岡で学ぶ留学生がどうも福岡に就職する率が低いという。この現状を打破するための具体的な議論を、一般の福岡市民とともに、深めていきたいというのが、イベントの趣旨だ。
同プロジェクトは、9月15日に、「ばってん福岡はすごかったい」というテーマで、福岡の街の良いところと悪いところを、市民参加型で議論した。途中、福岡市の高島宗一郎市長も参加し、一般参加の約80人とともに、熱い議論を交わした。
同プロジェクトは今後、4回連続にわたって、同様の会合を開く予定で、福岡市の将来がどうあるべきか、提言していくという。
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