食品素材の受託試験・受託研究事業のノウハウをベースに、国産機能性素材の開発に注力する(株)ジェヌインR&D(鹿児島県南九州市)。昨年、天然の角質層に存在するセラミドと全く同じ成分を持つ"本物の天然セラミド"原料の開発に成功し、化粧品業界の注目を浴びている。今後は健康食品素材としての提案も強めていくようだ。今回、長年セラミドの研究に従事する同社研究部長で農学博士の柚木恵太氏に同原料の開発経緯およびメカニズムについて学術的に解説して頂いた。
<「食べるセラミド」について>
動物性セラミドであるスフィンゴミエリンを経口摂取した場合、小腸上皮細胞の酵素、アルカリ性スフィンゴミエリナーゼにより極性基が解離してセラミドへと変換され、さらに中性セラミダーゼにより脂肪酸とスフィンゴイド塩基まで分解される...(⇒つづきを読む)
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