最初の注文電話が鳴りだしてわずか2ヵ月後に、「日本一愛される会社を目指す」と、スタッフ6人の前で早くも公言した悠香の中山慶一郎社長。そのときスタッフはさぞや面喰ったことだろうと思う。たかだか福岡市内に流布するフリーペーパーで、しかもたまたまいくらかヒットした程度で、常人の感覚ならばそのような言葉が口を突いてでることはないだろう。しかもヒットしたのは広告のおかげだと誰よりも知っていたのは「万一こけたら一文無しどころか、すべて終わりだ」と、思い詰めた中山社長自身だったろう。それまでの彼は、商品は品質が命だと信じていたはずだからである。少なくとも鶴蒔靖夫著『日本一愛される会社を目指す』を半ばまで読み進めた読者はそう考えるに違いない...(⇒つづきを読む)
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