(株)塩見ホールディングス
上場廃止に
(株)ペッパーフードサービス
赤字解消も４期連続減収へ
■土木工事ほか（佐賀）／(株)高森組
【続報】債権者判明 負債総額 ４億2,107万円
代 表 ： 高森 啓仁
所在地 ： 佐賀市川副町鹿江675-6
設 立 ： 1950年３月
資本金 ： 3,000万円
売上高 ： （11/3）８億9,000万円
弊誌９月８日号「モルグ」にて既報の同社の債権者が判明した。同社は11月14日、佐賀地裁から破産手続開始決定を受けていた。申請代理人は髙橋博美弁護士（草香江法律事務所、福岡市中央区草香1-2-1、電話：092-771-8141）。破産管財人は井上和弘弁護士（井上法律事務所、佐賀市駅前中央1-9-45、電話：0952-37-9112）。負債総額は４億2,107万円。
■土木工事（熊本）／(株)石阪産業
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 現在精査中
代 表 ： 石阪 幸則
所在地 ： 熊本県山鹿市菊鹿町上永野2171-1
設 立 ： 1984年７月
資本金 ： 2,500万円
売上高 ： （10/５）１億2,441万円
11月11日、同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は由井照二弁護士（由井法律事務所、熊本市黒髪3-12-4、電話：096-343-0585）。負債総額は現在精査中。
■エステティックサロン経営（鹿児島）／(有)シモダ
トラブル 決済不調 負債総額 約４億5,000万円
代 表 ： 下田 順
所在地 ： 鹿児島市松原町1-9
設 立 ： 1990年５月
資本金 ： 300万円
売上高 ： （11/3）約9,500万円
10月31日に引き続き、11月１日も再度の決済不調に陥った同社は、銀行取引停止処分を受けた。負債総額は約４億5,000万円が見込まれる。
■生コンクリート製造ほか（長崎）／(有)竹山建材店
採算割れ 債権者判明 負債総額 １億6,435万円
代 表 ： 竹山 正勝
所在地 ： 長崎県島原市有明町湯江甲331-1
設 立 ： 1996年１月
資本金 ： 300万円
売上高 ： （10/11）１億6,211万円
10月24日に長崎地裁島原支部へ破産手続開始を申請し、28日に開始決定を受けていた、同社の債権者が判明した。申請代理人は森本精一弁護士（森本精一法律事務所、長崎県諫早市高城町5-10、電話：0957-22-8100）ほか２名。破産管財人は、國弘達夫弁護士（國弘法律事務所、長崎市栄町1-25、電話：095-827-6607）。負債総額は１億6,435万円。
■特集・企業凋落から学ぶもの
Ｍ＆Ａで失敗を重ねる野村ホールディングスの迷走
コダマの核心レポート
野村ホールディングス（ＨＤ）の株価が急落した。オリンパスの1,000億円超とされる損失隠しの指南役として野村證券OBの存在が浮上してきたからだ。一連の報道を受けて、野村HDは11月８日、「野村グループの関与があるとの憶測に基づいた報道が本日一部にありました。かかる報道内容は憶測に基づくものであり、事実に基づくものではありません」とのコメントを発表した。だが、株価の下落に歯止めがかからない。10日には、一時、年初来最安値の237円に下落、16日の終値も242円（前日比11円安）に沈んだままだ。
○リーマンの欧州・中東・アジア部門の買収失敗
○新生すかいらーくの発足へ
○すかいらーく株の売却損は約220億円か？
○ハウステンボスの出資金125億円を放棄
■特集・企業凋落から学ぶもの
高い技術力を持ちつつも事業基盤の安定さに欠け破綻へ
サワテック(株)
倒産を追う
オゾンによる水質改善を可能とした「浄化システム」を発案し、飲料水などの品質改善に脚光を浴びつつ、今後、市場での活躍を期待されていたサワテック(株)。だが、軟弱な財務基盤だったことと、売上高の激減にともない資金繰りが悪化。11月７日付けで事業を停止、破綻した。近年では九州ビジネス大賞を得るなど高い技術力は評価されながら、終焉を迎えた同社。その倒産を追う。
○浄化システムを独自に開発
○九州ビジネス大賞を受賞
○軟弱な事業基盤がゆえに持ちこたえられず
■特集・企業凋落から学ぶもの
第二会社方式の再建の道は険しく
尾花建設(株)
企業研究
今年５月、決済が不調になったことで、２回目を回避するために「第二会社方式」の申請により、再建を図ることを公表した、福岡県久留米市で土木工事・推進工事を手がけている尾花建設(株)。6月に開催された債権者集会から半年が経過したが、いまだ申請には至っていないことが確認されている。その後の同社を追ってみた。
○決済不調を経て第二会社方式へ
○全国で10社のみ認可再建への超狭き門
○不動産処分は進まず
■特集・企業凋落から学ぶもの
企業と投資家の心理に付け込む未公開株詐欺の手口
経済事件簿
不景気になると、「詐欺が増える」と言われる。周知の通り、日本経済はデフレ脱却を果たせぬまま、「失われた20年」と呼ばれる時代を過ごしてきた。経済事件として表面化するのはごくわずかであり、表面化した未公開株詐欺事件も氷山の一角に過ぎない。今回は、過去に福岡で起きた未公開株詐欺を事例に、その手口を見てみよう。
○藁にもすがる思いのときに突如現れた"エンジェル"
○対応に追われる間に資金繰りに行き詰まる
■特集・企業凋落から学ぶもの
Ｈ＆Ｍ研究所破綻の裏で噴出した噂の真相を語る
日本トレイド(株) 代表取締役 山﨑 和則 氏
渦中の人に聞く
10月31日、大阪地裁から破産手続開始決定を受けた(株)人間と産業開発研究所（通称：H＆M研究所、大阪市淀川区、倉原忠夫社長）。同社は当初、経営コンサルタント業務を手がけていたのだが、その後に新規公開企業への株式投資などの投資事業へと主業務を転換していた。その同社が扱っていた未公開株の銘柄の１つに、日本トレイド(株)があった。そして今回、Ｈ＆Ｍ研究所が破綻したことを契機に、「日本トレイドも加害者では」との噂も出てきている。突如"渦中の人"となった日本トレイドの代表取締役である山﨑和則氏に、真相をうかがった。
○以前は問題なかった
○株主の１社にすぎない
○自己責任の行方
■特集・企業凋落から学ぶもの
オリンパスの不明朗なＭ＆Ａを認識しながら決算を「適正」と承認した監査法人の責任
企業アーカイブ
オリンパスが財テクの失敗による損失隠しのための20年以上にわたる粉飾決算を認めたことにより、オリンパスの決算を「適正」と承認してきた監査法人がどんな手続きでチェックしてきたかを問われる事態になった。不明朗な買収に疑問を持ちながら、なぜ「適正」のお墨付きを与えたのか。今後、監査法人の責任が問われることは必至だ。
○突然の監査法人の交代
○英子会社の決算に疑問を突きつけたKPMG
○監査法人交代の真相
○「無限定適正意見」をつけた国内の監査法人
■企業クローズアップ
ストックビジネスとヒューマンイノベーション 成長・革新し続ける経営の秘訣
セイワシステム(株) 代表取締役社長 清家 政彦 氏
33年前の会社設立当初、設計事務所から受注した立体駐車場タワーパーキング建設をきっかけとして、その後は駐車場のトータルカンパニーとして名を馳せてきたセイワシステム(株)。同社のルーツとなるプレハブ自走式駐車場をはじめとした幅広い駐車場建築の実績や駐車場管理およびメンテナンス、駐車場経営のコンサルティングと、駐車場における総合的ソリューション企業として、顧客と地域社会活性に貢献し続けている。我が国の駐車場業界は、大手・中小とも競合がひしめくなかで各社しのぎを削っている。そのなかでも、地場の駐車場プロフェッショナルとして、高い顧客満足度を誇る同社。創業から30年が経過し、"第二創業期"とも言える現在、今後の飛躍のキーワードとして『ストックビジネス』と『ヒューマンイノベーション』を掲げている。同社代表取締役社長の清家政彦氏に、話を聞いた。
○顧客満足度を高めること
○社員・関係者 人との心の共有
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