薬業界は、製配販(メーカー、卸、小売り)問わず、厳しい状況が続いている。そんななか、2011年3月期決算のグループ連結で売上高1,511億4,100万円、営業利益が70.8%と増収・増益を達成しているのが薬系卸の(株)大木。グループ代表で同社会長の松井秀夫氏に、DgS業界の今後の行方、セルフメディケーション推進にあたりヘルスケアの重要な商品としてクローズアップされているOTC(大衆薬)の役割、健食・サプリなどへの取り組みについて聞いた。
<安全自主基準を設定>
――店頭では薬剤師・登録販売者・栄養士などの専門家を揃えていますが、対面販売の実力を発揮して販売シェアを取るべきではないですか。
松井 われわれは健康食品を扱う中間流通として、パートナーの小売りへ商品供給していくのに、いい加減なものは扱えない。健食については、われわれなりの基準を設け、それに則って流していくようにしている...(⇒つづきを読む)
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