九州電力(以下、九電)の「やらせメール」問題を検証した元第三者委員会のメンバー3名は、11月17日に「最終メッセージ」とした記者会見で、3人での活動に区切りをつけた。記者会見で、元委員長の郷原信郎弁護士は、「九州電力やらせメール問題検証サイト」の開設を告知。この問題に対して、継続的に携わっていく姿勢を見せていた。
28日、郷原氏は、同サイト上で独自ドメインを取得し正式サイトをオープンした旨を告知。これまでは、Wordpress(ワードプレス)というオープンソースのブログソフトウェアを利用していたが、新サイトを構えて、本腰を据えるようだ。
トップページには「サイトの趣旨」と題されたコメントが掲載され、「やらせメール」問題などを徹底検証することが、九電との強い信頼関係へと繋がると訴え、安全な電力供給を目指して、投稿フォームなどで意見を募集すると呼びかけた。
同サイトでは、これまでの経緯や、関係資料、資料動画の閲覧などが可能となっている。
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