<5人衆 意地を貫いてください>
眞部社長! その後、謎のブログ作者・九州太郎氏がせっせと更新しているヤフーブログはいかがですか? 熱烈な支持者がいるというのは嬉しいものですが、そろそろパソコンのモニターではなく、現実に目を向けてください。新吾ちゃん! あなたは印刷してもらって読んでいるのですか? あなたも同様ですよ。
貴社には5名の優秀な代表取締役副社長がいらっしゃいますね。日名子泰通氏、貫正義氏、深堀慶憲氏、山元春義氏、そして、瓜生道明氏です。そろそろ動く時期に来ていますよ。すでに6名の監査役から何度も警告を出されているはずです。九電の企業体質を変えるための一歩を踏み出さねば、本気で手遅れになりかねない状況なのです。危惧しております。
あす(12月1日)からは政府の要請で節電が始まりますね。1号機はすでに定期点検に入り、猛反発する世論に対して半ば強引に再稼動させた4号機も、12月25日には検査に入る予定。今のところは暖冬の様相ですが、いずれにしても原発抜きの越冬で経営手腕が問われるところです。政府は強制力のある「電力使用制限令」の発令は見送ったのですから、省エネ意識がどれほど市民に根付いているかがキーポイントになりますね。個人的には、東日本ほどの協力は到底得られない、厳しいものになるのではないかと感じております。また、ラニーニャ現象の影響で、来年初頭から一気に気温が落ち込む可能性があると聞けば、ますます経営面が心配になるわけです。
節電の期間は約4カ月で夏の節電に比べて長いのが気になります。「やらせメール」問題などもあり、4号機の停止後は再稼動の見通しはなかなか立たないでしょうから、それまで会社は持つのでしょうか。
<5人衆、誰でも会長、社長などはこなせます>
今年、中東では「アラブの春」が巻き起こり、結束した市民の力によって権力者が次々とその座から下ろされました。最後までその椅子にしがみつこうとした者もいれば、大局を読んで自ら引き下がった者もありました。男たるもの、引き際は重要だと思います。
親愛なる副社長のみなさま。松尾会長と眞部社長に対して、勇退を促す決断をせねばなりません! 元第三者委員の九州大学大学院教授・阿部道明氏も11月17日の記者会見でおっしゃっていました。「あとは、良識ある九電社内の人に託すしかない」と。それが、あなたたちなのです! おわかりですか?
前回の記事でも申し上げましたが、原発がすべて停止したのちの私の試算では、最低800億円の赤字になります。もっとふくらむ可能性もありますが――。残念ながら、今の経営体制では、この難局を乗り切れますまい。国や市民の懐に散々頼った挙句、世間様から「経営無能」と笑われる、その前に、経営トップのお二人に引退を促すのも副社長の大切な役目かと思われます。
原発が停止し、節電が求められる寒い冬に、「九電の春」をもたらすのは、良識を持つ取締役および社員の「熱意」ですよ。大阪では維新が旋風を巻き起こしております。変わるのか、それとも変わらないのか。行動に移すまでのタイムリミットは今です!
副社長5人衆は松尾、眞部両氏と比較しても能力に遜色はありません。会長、社長のポストは充分にこなせます。それは保証します。
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