博新建設・内納敏博会長の訃報から3日経った11月29日、同氏の葬儀が行なわれた。葬儀に参加した取引業者のA氏は「器の大きな人でした。代わりを務められる人が思い当たらないほどです」と、内納会長の死を悼む。
別の同業者B氏は、威勢よく「大した人間だったよな」と話した後、「なんで命まで...」と、声を震わせた。時にぶつかり合い、時に手取り合った30年来の付き合いが、不意に思い起こされたのであろう。内納会長の生前、両者が互いを皮肉りあいながら、それでも互いに一目も二目も置きあう姿を目の当たりにしていただけに、筆者はただ頷くことしかできなかった。
本日30日の午後には、県内の型枠大工工事業者でつくる業界団体において、臨時の集会が行なわれる。内納会長の後任を含めて事後の対応が協議されるものと考えられる。
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