記事「九電副社長５人衆　いまこそ立て！！」の記事に対して、匿名希望の読者様よりご意見メールをいただきましたので、ご紹介いたします。

　九電という会社は発電機を買ってきて、家庭や会社、工場に電気を届けるだけ。激しい競争のなか電化製品を開発し必死に売る電機メーカー、厳しい競争に晒されるなかでの工場の新設・増設、家電量販店の努力、そういった「他人のふんどし」で売り上げが増えていくのが電力会社。何ら営業努力は不要。技術も不要。事実、消防法違反、配電盤の火災で死亡事故、発電機などの設備はメーカーが開発。誰も責任はとらない。

　ただ、ひたすら他の電力会社と協力して政界工作。電気料金の総括原価方式、電気事業法、国の原子力政策・・・。松尾・眞部両氏が如何に電力会社は無能経営者でも務まるか証明してみせた。二人が辞任して取締役が少なくなっても何も困ることはない。眞部社長は「ここで辞めるのは無責任と批判を受ける」というが、拍手喝采こそすれ、誰も批判しない。記者会見でそのことを突っ込み質問もしない各紙の記者も情けない。

　誰にでもできるポスト。現に６月から会長・社長はやらせ対応をしているだけ。本来業務と思われることが無いのかそっちのけ。株価を低下させ、役員・社員がやらせ対応に要した労働時間、経費はいかほどか。会社の信頼を失墜させただけでなく、多大な損失を与えている。６月以降、どれほど国民の怒りを買う言動を繰り返して来たか。赤字でも通常中間配当をして、株主の口封じ。国内企業の一地方企業の会長は度々の逃避海外出張。なんの出張か徹底的に調べ上げて是非書いてほしい。この非常事態に必要な出張があるとは思えない。

　松尾会長、眞部社長がこれほどまでに意固地になれるのは、誰か裏に応援者がいるとしか思えない。小川知事支援で仲の良さを見せた麻生太郎元首相は関係していないか。彼もしつこく総理に居座った。公益企業が匿名寄付、早良区の椎原地区に変電所を建設したとき地元に、10年間、町内にそのことを公開しないことを条件に1,000万円の寄付。そして、10年後その町内では公になったと聞く。まさに町内会役員の口封じ、買収的行為。なぜ公益企業が匿名寄付か。それも総括原価方式で電気料金の計算基礎ではないか。おかしい。なぜ堂々と寄付することを言えないようなことをするのか。税務処理はどうなっているのか。松尾・眞部両氏みたいな非常識な人間に寄付先を決めて欲しくない。色んなイベントでも九電は協賛している。これとて同じこと。５人も副社長がいることが不思議だが、別に副社長から社長を選ばなくてもよい。たしか、松尾会長も平取締役から社長になった。もっともその結果がこのザマであるが。松尾社長を当時指名したのは鎌田前会長。彼の時もやらせは行なわれていたのだろうが、松尾社長を指名したからには先日の形だけの会談では無く、もっと発言して欲しい。松尾会長は九経連の会長も兼務。九州の他の経営者はもっと声を出すべきだ。たしか西日本シティ銀行社長の発言が報道されたことはあった。

　是非、九州の経営者に今回の「やらせメール」「仕込み質問」問題や、両氏の言動などについて、アンケート的なヒアリングを行ない報道して欲しい。斯様な人間が九経連の会長とは恥ずかしい。

キリがないので今日はこの辺にしておきます。

　貴重なご意見ありがとうございました。


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