(株)横市組
黒字転換は果たしたが
(株)山形屋ストア
利益回復するも止まらぬ減収
■内装工事(福岡)/エイト工業(株)
受注不振 決済不調 負債総額 3億2,294万円
代 表 : 平井 征雄
所在地 : 福岡市博多区上牟田1-6-51
設 立 : 1981年2月
資本金 : 2,600万円
売上高 : (10/7)3億652万円
2010年12月27日号「アラーム」などで既報の同社は、10月31日の決済不調に引き続き、11月1日も再度の決済不調に陥り、銀行取引停止処分を受けた。負債総額は10年7月期時点で3億2,294万円。
■電気配線工事(福岡)/(有)九州電機
受注不振 破産手続開始決定 負債総額 約1億7,200万円
代 表 : 須賀 慶二
所在地 : 福岡県糟屋郡粕屋町上大隈202-1
設 立 : 1987年4月
資本金 : 500万円
売上高 : (11/3)約4,500万円
11月10日、同社は福岡地裁から破産手続開始の決定を受けた。破産管財人は、伊達健太郎弁護士(伊達法律事務所、福岡市中央区大名2-4-30、電話:092-714-2000)。負債総額は約1億7,200万円。
■土木工事(福岡)/(株)高山工業
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約3,800万円
代 表 : 高山 徹
所在地 : 福岡市西区生の松原3-18-3
設 立 : 1990年7月
資本金 : 2,000万円
売上高 : (11/6)約8,800万円
弊誌2011年1月17日号「アラーム」などで既報の同社は、11月18日までに事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は岩橋英世弁護士(岩橋法律事務所、福岡市中央区渡辺通5-23-8、電話:092-781-2995)。負債総額は2011年6月期末時点で約3,800万円。
■機械設置工事ほか(鹿児島)/薩摩工機(株)
採算割れ 破産手続開始申請 負債総額 約7,000万円
代 表 : 冨ヶ原 洋一
所在地 : 鹿児島県日置市日吉町日置11275-5
設 立 : 2002年11月
資本金 : 1,200万円
売上高 : (10/3)約1億4,900万円
11月17日、同社は鹿児島地裁に破産手続開始を申請した。申請代理人は染川周郎弁護士(弁護士法人染川法律事務所、鹿児島市下荒田2-25-15、電話:099-256-9922)。負債総額は約7,000万円が見込まれる。
■特集・北九州建設業界の今を斬る
最新調査結果から見る北九州土木工事業者の現況
データ・マックスでは、北九州地区の建設業者に関する市場調査を行なった。調査期間は2011年10月から11月。対象は主に北九州市とその周辺地域で、近年の完工高が10億円を超える企業を1つの目安とし、知名度や影響力を加味して選定した。また、決算期は11年6月期決算までを区切りとしている。本稿では、そのうち土木工事業者の状況を俯瞰する。
○売上高・完工高について
○財務基盤について
○収益性について
○進む世代交代
■特集・北九州建設業界の今を斬る
競争激化が財務基盤強化を促す 一部では持ち直しの傾向も
土木工事業者編に引き続き、本頁では建築工事業者の状況を通覧していきたい。前頁と同様、対象地区は主に北九州市とその周辺地域で、近年の完工高が10億円を超えることを1つの目安とし、知名度や影響力を加味して選定した。また、決算期は2011年6月期までを区切りとしている。
○売上高・完工高について
○財務基盤について
○収益面について
■特集・北九州建設業界の今を斬る
博新建設・内納会長に凶弾 建設業界に動揺が走る
クローズアップ
11月26日、午後9時5分頃、博新建設(株)(北九州市小倉北区)の内納(うちのう)敏博会長が、バイクに乗った2人組から銃撃を受けて亡くなった。警察は殺人事件として捜査しているが、伝え聞かれる情報に触れる限りではあらゆる可能性を探っている段階のようだ。現時点では確定的な情報こそないものの、暴力団排除の関与を指摘する声が多数挙がっている。
○業界の重鎮を襲った凶弾
○錯そうする情報
○波紋広がる建設業界
■流通大競争時代
創業者死去のマルキョウ "脱個人商店"迫られる
(株)マルキョウの経営が転機を迎えようとしている。発行済み株式の27%強を保有していた創業者の斉田弥太郎会長(85)の死去で、株の分散化は避けられない。一般株主が増えれば個人商店体質から脱皮し、企業価値増大に向けた経営を迫られることになる。成長戦略を欠き、業績の伸び悩みが続くようだと、流通外資や大手スーパーによる敵対的買収の標的になる恐れもある。
○SM草分けの1人
○個人商店体質を出ず
○低い株式市場の評価
○停滞続く業績
○前向き投資をせず
○株の分散避けられず
○新興勢力に挟撃さる
○市場軽視の経営は転機
■企業クローズアップ
独自開発のスプリンクラーで"安心"の防災システムを全国に
(株)水防協
福岡市南区で独自の技術を施したスプリンクラーを開発・販売している水道防災協同組合が、9月29日付で(株)水防協へと組織変更した。同組合は2006年12月に、福岡県を中心とした15の水道工事・電気工事業者の出資にて発足したもの。発足5年目の節目となる今年、法人化することで、全国に向けて大々的に販売する模様だ。
○水道業界も注目の"乾式"スプリンクラー
○費用は従来の20分の1程度に
○広がる用途と可能性
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