福岡県北九州市に隣接する中間市の中心部・やすらぎ通りは現在、夜になると、約13万個のLED電球によるイルミネーションの幻想的な雰囲気に包まれる。同市では来年(2012年)1月15日まで、「東北復興―地方から元気に」を合い言葉に「やすらぎイルミinなかま」を開催。色鮮やかなLED電球のオブジェが展示されている。
写真は、ダイエーショッパーズモール中間の中庭に隣接するやすらぎ通りの「光のドーム」。ダイエーを中心とした通りのなかにはこのほか、「イルミネーションツリー」、「光のゲート」などが並び、煌びやかな光景に息をのむ家族連れやカップルの姿が見受けられた。
家族とともに見学に訪れていた筑紫野市内在住の30代男性は、「幻想的なイルミネーションは、大人や子どもたちに夢と希望を与え、明日への活力となる。それが将来的に地方経済の活性化につながる。暗くて沈滞ムードのままではいけない。地方経済が活性化し、日本全国が活気付くことで、"東北復興に少しでもつなげたい"という主催者側の思いが伝わってくる」と、感慨深げに語った。
同イベントを企画したのは中間市総合まちづくり課。今回が初の試みだが、市民の間で好評を得ているという。開催期間は来年(2012年)1月15日まで。
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