FacebookやTwitterなどのソーシャルメディア話題になるなか、一時期よりも注目度が低くなった感のある"ブログ(BLOG)"。しかし、ソーシャルメディアが脚光を浴びる影でコツコツとブログで成果を上げている企業があります。
ブログと言えば大手のインターネット企業が展開している「無料ブログ」が思い浮かぶ人も多いかと思います。無料ブログは会員登録さえすれば簡単に開設でき、数十分で"マイブログ"を構築できます。手軽さが後押ししてブログの新規開設数は話題が少なくなった今でも衰えずにコンスタントに増えているようです。しかし、その"無料ブログ"ですが、実は開設者にとっていくつかのデメリットがあります。
・デザインが基本的にはテンプレートを選ぶ形なのでチープなものになる。
・「無料」故に広告が入っており、その広告費は提供元に入る。
・ドメインが基本的に提供元のドメインになり評価が自分の資産になりにくい。
この様な背景の中、ブログで自社のサービスを掲載したサイトに上手に誘導するために「独自ブログ」を構築する企業が増えています。独自ブログには以下の特徴があります。
・既に取得済みの自社ドメイン名の配下にブログシステムを構築する。
・オリジナルデザインでブログを構築する。
・Googleなどの検索エンジンにヒットしやすい構造で構築する。
その結果、アクセス数が劇的に増えると同時にブログを「オリジナル化」することにより、その投稿内容が「質の高い情報」と認識され、結果的に自社の付加価値を高めることに繋がり、そのことによりホームページからのお問い合わせが増加していくという好循環が発生していきます。
では、独自ブログの実例をご紹介しましょう。福岡市早良区百道で独自性の高い注文住宅を企画販売されている株式会社クレディスの朝倉社長のブログです。このブログは独自にドメインを取得し本体のサイトとは分離されて運営されていますが、アクセス数は非常に多くブログが事業に貢献しています。同社の朝倉社長はこのブログをほぼ毎日欠かさず更新され続けています。
その結果、アクセス数はブログ単体で平均的な企業サイトのアクセス数を大きく超え安定したアクセスが確保されています。ブログを独自化したことで朝倉社長は以下の利点を感じられています。
・ブログデザインが自分オリジナルになっており他者(他社)から評価が高い。
・毎日ブログを書くことで初めて会ったお客様が自分の事を深く理解していることがある。
・事業の理念や取り組み方などがお客様や従業員に伝わっている。
・社長ブログが事業サイトとは別のアクセスを呼び込み、それが事業サイトのアクセス増に寄与している。
・デザイン性を高め、記事の信憑性や安心感を最大限に上げる。
・SEO対策の概念を用いて、検索エンジンの好む構造とする。
・事業サイトへの導線を明確にし、誘導することで貢献できる仕様とする。
インターネットには色々な広告手段がありますが、"労力"を使って広告費を使わない手段は「独自ブログの構築」に尽きます。中長期的にインターネットを活用したマーケティングを考えるのであれば、身近で効果抜群の「独自ブログ」を導入されることをお勧め致します。
<プロフィール>
柿添 厚之介(かきぞえ こうのすけ)
株式会社フリーメソッド代表取締役。福岡市博多区出身。福岡の県立高校を卒業後、音楽の道を目指すも挫折し、情報系の専門学校に入学。卒業後、大手コピーメーカーの直営販社に入社し、1日100件の飛び込み営業を6ヵ月間経験するものの挫折し退職。その後、建設コンサルタント会社や土木建築業者などで土木工事をインターネットで受注したり、6000万円の環境保全プラントをホームページで販売するなどの実績を上げる。2007年に株式会社フリーメソッドを設立。創業から現在まで営業をおかず、ホームページからのお問い合わせを中心に受注活動を行っている。
▼関連リンク
・フリーメソッドの「ビジネスブログ案内」
・フリーメソッドの「独自ブログ制作実績」
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