かつて福岡県久留米市のシンボル的存在であった久留米井筒屋の解体工事がこのほど完了し、同建物があった場所が更地になっている。久留米井筒屋の建物は、久留米市中心部の明治通り「六ツ門交差点」そばで赤いノスタルジックな雰囲気を醸し出していたが、2009年2月末に閉店して以来、休館状態が続き、今年3月から解体工事が行なわれていた。
「時代の流れで仕方のないことかもしれないが、なくなるとやっぱり寂しいね...」と、地元の人々は寂しげに更地を眺めている。同地では、久留米市民会館が平成27年度(2015年度)に開業予定となっている。久留米市文化振興課によると、「(市民会館の)基本計画は通り、これから設計に入る」とコメントしている。
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら