福岡市役所1階ロビーの改装にともない新設されるカフェの運営事業者の公募がきょう(8日)から始まった。新カフェは、カウンター越しに商品を引き渡すセルフ方式を予定しており、「福岡」や「博多」の特色を持った軽飲食メニューや福岡市役所のオリジナル商品が販売される。店舗面積は約35m2。
新カフェには、障がい者の就業という条件があり、社会福祉法人が制作する小物や菓子なども販売。公募される運営事業者は、「3年以上の喫茶・軽飲食の経営実績がある民間の専門事業者と社会福祉法人一者の共同によるもの」とされている。新カフェの公募期間は2月8日(水)から3月9日(金)まで。応募書類の審査を行なったうえで条件を満たしている者のなかから総合評価で運営事業者を決定するとしている。
7日の定例会見において、高島宗一郎福岡市長は、「福岡だけでなく九州のど真ん中にある1等地がただの何もない空間になっているのはもったいない」とし、1階ロビーの改装により情報発信機能を強化して「九州全体の情報を発信していく」と語った。改装後の1階ロビーには、大型のデジタルサイネージ(電子看板)や九州情報コーナーが設けられる。なお、現在、1階ロビーにある情報プラザ・証明サービスコーナーは、2月26日(日)に臨時休業し、翌27日に新コーナーへ移転する予定。
公募の受付は、福岡市財政局財政部公有財産課(TEL:092-711-4173)。募集要項については関連リンクを参照。
▼関連リンク
・本庁舎1階ロビー喫茶店舗運営事業者募集要項(PDF)
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