14日、高島宗一郎市長は、福岡市役所で行なわれた定例会見において、同市が推進する『ユニバーサルシティ福岡』(「誰もが思いやりを持ち、すべての人に優しいまち」を目指すまちづくり)を実現するための活動に基づき、ごまサブレ「はかたサブレ はつこい」を発売すると発表した。今月21日より、「ときめきショップありがた屋」(西鉄薬院駅1F)で販売を開始する。
同商品の販売は、障がい者が作った商品を市民に知ってもらい、障がい者施設商品の販売促進を図る「ときめきプロジェクト」の一環として行なわれる。「はつこい」のレシピは、老舗和菓子店である「如水庵」(福岡市博多区)によって提供されたもので、5つの障がい者施設で手作りされる。この方法により、1日に約2,000ケースの生産が可能で、新しい博多名物の土産品として定着を目指す。会見に出席した社会福祉法人「明日へ向かって」の末松忠弘氏は「今後は、参加する施設や販売する店舗を順次増やしていきたい」と、語った。
定例会見では、報道陣に「はかたサブレ はつこい」を、高島市長自ら試食を勧める場面も。試食した記者からは「(食感が)ふんわりしていて美味しい。ゴマの風味が効いている」などの感想が聞かれ、好評だった。高島市長は「とても美味しいし、味だけで十分勝負できる」と、太鼓判を押していた。
「はかたサブレ はつこい」は13本入で380円。値段も量も手頃なので、お土産だけでなく、毎年"お返し"に悩むことになるホワイトデーにもちょうど良いアイテムになりそうだ。
<SHOP INFORMATION>
■ときめきショップ ありがた屋
所在地:福岡市中央区渡辺通2-6-1 西鉄薬院ビル1F
TEL・FAX:092-717-1177
営業時間:10:00~20:00(日・祝は18:00まで)
店休日:年末年始のみ
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