2月23日(木)、弊社(株)データ・マックス主催の特別講演会で、新党大地・真民主代表の鈴木宗男元衆議院議員が講演。鈴木氏は外交・安全保障や東日本大震災の対策など現民主党政権が抱えている諸問題について、自信の実績を披露しつつ、歯に物を着せず、時折ユーモアを交える"ムネオ節"で会場を大いにわかせた。
本講演会では、最初に拓殖大学客員教授の濱口和久氏が「沖縄・普天間基地問題と日本の安全保障」の演題で、同基地の日本の安全保障における位置づけを論じた。鈴木氏も同じく同問題を取り上げ、沖縄開発庁長官として取り組んだ経緯から、そして現在に至るまでを解説。北方領土問題と合わせて「外交には相手がある」とし、政治家が強い信念を持ってぶれずに事にあたることの重要性を語った。
「人生あきらめない。何事があってもあきらめない。そういう想いをしっかり持って日々を送っていただければ、必ず元気のある日本、あるいは明日につながる日本になります」(鈴木宗男氏)
講演が終わると会場に盛大な拍手が巻き起こった。当日、会場の「レソラNTT夢天神ホール」(福岡市中央区)に足を運んだ聴講者は200名超。会終了後は、鈴木氏に握手や写真撮影などを求める聴講者が長い列を作った。
鈴木氏への花束を持参して参加していた福岡市在住の女性は「沖縄の基地問題に鈴木さんが関わっているとは知らなかった。北方4島に関する(鈴木氏)の功績は大きいと思う尖閣諸島や竹島の問題でも、鈴木さんのような覚悟を持った政治家に対応してほしい」と、感想を述べた。
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