3月4日、大阪市の大阪天満宮で2月に催された国内最大の梅酒・リキュールの大会「第6回 天満天神梅酒大会」の表彰式において、大分県の(株)おおやま夢工房(本社:大分市、三苫善八郎代表)が出展した「紅茶梅酒 ウェルカムマイガーデン クレハロワイヤル」が、ビジュアル梅酒部門で最高位にあたる「大阪市長賞」を受賞した。
梅の産地として有名な大分県大山町の「おおやま夢工房」が製造するこの紅茶梅酒は、佐賀市の和紅茶専門店「くれは」の岡本氏が監修を手がけた本格派。北九州市在住のメンバーを中心とした「さけのいちざ」が企画から商品開発・販促までを手がけ、出品総数300種のなかから見事に栄冠を射止めた。
「さけのいちざ」(旧称:九州酒匠乃一座)は北九州在住の小平ゆきえ氏、新宅桃之氏らを中心とする団体で、九州各地の酒蔵と共同して独自の酒類を開発・展開している。商品開発は、原料となる素材探しからラベルやパッケージデザインを含めたプロモーション、販売戦略策定までを一貫して行なう。過去に開発した商品が通販サイト「楽天」などで部門人気ランキング1位を獲得したこともあり、品質の高さには定評があるという。地元北九州エリアにおいても「梅仙人 門司港バナナ梅酒」などを開発し、全国的に人気を博しているとのこと。
アルコール消費の低迷がさけばれるなか、新たな需要を呼び起こそうとする地元酒蔵と「さけのいちざ」の活動が注目を集めそうだ。
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