福岡市政の現状について、読者の方(40代、匿名希望)からいただいたご意見を紹介します。
福岡市土地開発公社の用地係長が逮捕された収賄事件から、酒に酔った同市職員2名が相次ぎ現行犯逮捕された暴行事件まで、不祥事が重なった福岡市役所。教職員含む約1万8千人の職員に対し、自宅外での飲酒を1カ月禁止するという前例のない措置。さらには、福岡市住宅供給公社の係長が平日昼間に発注業者を泥酔し、別の建設会社の会長や社員に暴言やセクハラと言える行為にまでおよんでいたことが明らかになり、市民のひとりとして恥ずかしく思います。
高島市長は「この1カ月間で膿は出し切る」と息巻いていますが、前市政より酷く厳しい状況に立たされたように思います。「お役所はトップがナメられればモラルが崩壊し、職場の人間関係も荒れた状態になる」と聞いたことがあるが、まさに今がその典型的な状態ではないでしょうか。
高島市長が就任して以来、福岡市役所において、とても公人とは思えない服装の職員が増えているように感じていました。ある部署では、ジャングルブーツにタイパンツのハーフ、長髪に必要以上と思えるほどの大きさのピアス、また、すべてが黒づくしという服装などに驚いたことがあります。
服装の自由もあるでしょうが、市民と直接に接する部署でなくとも、市役所内にいれば市民の目に触れる機会もあるはずです。やはりその場に適した服装というものが求められるのではないでしょうか。個人的に少し行き過ぎのように感じていました。
とくに今は1階ロビーが改装され、カフェや2階建てバスの待合もあり、訪れる観光客もきっと増えていることでしょう。服装の乱れは心の乱れ。今になって思えば、今回の一連の不祥事の予兆であったように思います。
貴重なご意見ありがとうございました。
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