13日、福岡市内で、国際政治学者で(株)ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・オブ・ジャパン代表取締役の藤井厳喜氏が講演会を行なった。藤井氏は、たちあがれ日本の参議院比例第7支部長。講演では石原慎太郎東京都知事の国政進出についても語った。
同会は、藤井氏の親交のある高山博光 福岡市議(無所属の会)が企画した。講師は藤井氏のほかに、元西日本新聞東京支社編集長の(株)九州情報リエゾン専務・竹内正昭氏も務めた。会場には130名を超える市民が集まり、席が足りず、立ち見が出るほどの盛況ぶりを見せていた。
藤井氏は講演で、ヨーロッパの経済危機を解説。日本の現状については、中央銀行による紙幣増刷と公共投資による経済復興の必要性を主張した。また、「フェイスブックの上場直前が第2次ITブームの終焉」とし、今後、個人の登録情報がマーケティングに利用される可能性について言及した。
質疑応答で会場はさらにヒートアップ。政治家やTPP、尖閣諸島、教育などに関する質問が途絶えることなく寄せられ、藤井氏、竹内氏、高山氏がそれぞれ熱く丁寧に回答した。最後に藤井氏が政治の大切さを訴え、「みなさん自身もたちあがっていただきたい!」と結んだ。
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