福岡市民の意見は賛否両論、全国でも話題となった「福岡市禁酒令」。(株)データ・マックスが実施した中小経営者を対象としたアンケート(有効回答数135)では、ほぼすべての回答において自由欄にさまざまな意見が書かれていた。前回に続き、そのなかから印象に残ったものをピックアップして紹介する。(「禁酒令」の内容については関連リンクを参照)
(1)福岡市職員の不祥事は今後減少すると思いますか
・する
「信じたい。もう不祥事をしないという意識を信じる」
「公務員の倫理向上のため繰り返し教育すれば減少する」
「逆に減少しないと信用も何も無い」
・しない
「不祥事が起きても反省していない。罰則の強化以外にない」
「今だけ減少し、落ち着いたら元に戻る。20日を過ぎれば、また不祥事が発覚すると思われる」
・わからない
「職員全員の意識が把握できていないため」
「この地域、風土の縮図であるため、市職員に限らず地域全体として取り組むべきである」
(2)もし、御社で同じような不祥事があればどのような対応をなされますか
「解雇!」
「当然、責任をとらせた上で解雇します。もっとも、それ以前の問題、過剰なまでの身分保護、特別待遇、天下り、利権、日本も放置すればギリシャ化する」
「まず、自己反省させ、どう変えるのかを出させる。社会人としての基本の欠如を徹底的に考えさせ、自覚をうながし、身に付くまで厳しく指導する。それでも、直らないようであれば、社会に迷惑をかけることになるので免職します」
「罪を憎んで人を憎まず、組織全体の価値観の問題であるから徹底的に議論をしてもらい、共通認識の形成に時間をかける」
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▼関連リンク
・福岡市禁酒令 外郭団体のプロパー職員やアルバイトにも影響
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