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飯田哲也氏 脱原発を柱に「山口八策」表明~山口県知事選・出馬会見
政治
2012年6月22日 19:01

<立候補への3つの決意>
iidatetunari.jpg 7月12日告示、29日投開票の任期満了にともなう山口県知事選において、すでに立候補を表明しているNPO法人「環境エネルギー政策研究所」の所長・飯田哲也(いいだ てつなり、53)氏が山口市内のホテルで記者会見を開いた。当初、山口県庁内で記者会見を行なうとしていたが、予想を超える記者の多さに急きょ場所を変えての会見となった。

 飯田氏は1959年山口県生まれ、京都大学大学院修士課程、東京大学博士課程を修了。近年では2012年1月から6月15日まで大阪府、大阪市特別顧問に就任し、橋本徹市長のブレーンとして活躍していた。

 飯田氏が県知事選挙の立候補に当たっての決意は大きく3つ。
 「3・11後にエネルギー政策を変える使命があり、中央政府が逆回転し始めた今だからこそ、地域からの歴史的なダイナミズムを生み出したい」
 「故郷・山口は明治維新を生み出した地であり、立場・考えを超えて、必ずや県民のみなさんが私の信念に呼応して決起して下さると信じている」
 「日本でも最も閉塞感の漂う地域の1つである山口から、『脱官僚、脱中央、脱閉塞』による開かれたデモクラシー改革を通じて『ほんとうに豊かな21世紀の地域社会』を目指したい」と山口から日本を変えたいと高いこころざしをもっての決意としたという。

<エネルギー革命への使命に駆られて>
 飯田氏が山口県知事選において政策の柱としているのはエネルギー政策の転換。「原子力とそれに代わるエネルギー政策の両側を体験した数少ない専門家として、政府の原子力発電の回帰からの逆回転を止める」とコメントし、「山口からのエネルギー維新」と題して脱原発は当然として、再生可能な自然エネルギーへのシフトを掲げている。また、同県では上関原発の建設計画もあり、この点も選挙戦での争点となりそうだ。
 そのほかに、教育の底上げ、子育て・福祉の改革、産業創出など「山口八策」と名づけられた8つ政策を表明している。

 今後、県内を精力的に活動を行なうとしている飯田氏。現時点で同氏を含めた4人が知事選に立候補を表明しており、激しい選挙戦が予想される。とくにエネルギー政策の転換は3・11以降有権者の関心が高く、同知事選は日本のエネルギー政策の行方を占うものになるのではないだろうか。

【道山 憲一】


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