福岡市のNPO法人この指とまれ大地(つち)の会が、今年7月初旬、同市南区桧原1丁目に市指定の介護事業者として事業所「心のデイサービス かざぐるま」をオープン。機械を使わない半日型のフィットネスという"新しいかたちのデイサービス"を始めた。超高齢化社会を迎える我が国において、寝たきりを防ぐための「介護予防」の需要が高まっているなか、新事業として取り組む同法人理事長の山本香代子氏の熱意をうかがった。
――超高齢化社会における社会福祉への不安から、地域におけるNPO法人による社会福祉事業、ボランティア活動などによる「共助」が、必要とされる時代になっています。
山本香代子理事長(以下、山本) 私どもも、子どもやお年寄りの方、障害のある方や災害に遭われた方、そして貧困国の方などへの自立支援や交流活動を通して、地域社会で助け合う社会づくりを目的としています。新しくオープンした事業所の名前「かざぐるま」も、いろいろな方たちが覚えやすく、親しみが持てるようにと、みんなで話し合って決めました...(⇒つづきを読む)
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