4日、「みどり福岡」(本河知明代表)は、7月28日に開催された「緑の党 Greens Japan」(長谷川羽衣子、高坂勝、すぐろ奈緒、中山均共同代表)結成総会の報告会を、早良市民センターで行なった。「緑の党」は、世界約90カ国に存在する政党で、環境問題への取り組みや、市民による政治参加を基本に活動している。日本では、28日の結成総会で発足し、2013年7月の次期参院選への挑戦を表明している。
報告会では、代表の本河氏が結成総会と、その翌日に行なわれたキックオフ!イベント「希望の未来をつかもう!」の模様を報告。歌手の加藤登紀子さんや映画監督の岩井俊二さん、グリーンアクティブ代表の中沢新一氏など、緑の党を支持する著名人のコメントなどを紹介した。また、10名の候補者を擁立する予定の次期参院選について、「できれば九州だけで1名。あわよくば、2名出したい」と抱負を語った。
また、参加した会員の1人が、次期衆院選比例区で、福岡から候補者1名を擁立するプランがあることを明かし、本河代表もこれを認めた。緑の党は、すでに28日の結成総会で、全国に広がる脱原発を求める声を背景に、次期衆院選比例区に候補者を擁立し、国政進出を目指す方針を表明している。
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