博多段ボール(株)
減収に歯止めかからず
ジャパンローヤルゼリー(株)
低価格競争と東日本大震災で売上減
■土木・建築工事(北九州)/(株)今宮組
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約6億円
代 表 : 今宮 常雄
所在地 : 福岡県田川郡福智町金田331
設 立 : 1978年8月
資本金 : 2,000万円
売上高 : (11/6)3億1,962万円
8月1日までに同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は中村匠吾弁護士(松坂法律事務所、福岡市中央区赤坂1-12-15、電話:092-771-1679)。負債総額は約6億円が見込まれる。
■清酒製造(福岡)/朝凪酒造(株)
販売不振 破産手続申請準備中 負債総額 約1億6,000万円
代 表 : 久保山 泰
所在地 : 福岡県久留米市善導寺町飯田786
設 立 : 1953年12月
資本金 : 1,000万円
売上高 : (11/9)約8,700万円
8月3日、同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は木下隆一弁護士(たかむれ法律事務所、福岡県久留米市櫛原町10-2、電話:0942-37-4800)。負債総額は約1億6,000万円が見込まれる。
■「おもちゃ倉庫」運営ほか(福岡)/(株)マキシムジャパン
【続報】民事再生手続廃止後、破産手続へ 負債総額 約12億2,500万円
代 表 : 佐藤 貴雅
所在地 : 福岡県糟屋郡新宮町大字三代字壁塗965-1
設 立 : 2001年2月
資本金 : 5,000万円
売上高 : (11/3)19億2,846万円
6月7日号「モルグ」などで既報の同社は、8月3日に福岡地裁より民事再生手続の廃止決定を受け、破産手続へ移行する見通しとなった。保全管理人は北古賀康博弁護士(北古賀法律事務所、福岡市中央区赤坂1-14-35、電話:092-726-2874)。負債総額は民事再生法の申請時点で約12億2,500万円。
■企業経営支援(大阪)/クレスト・インベストメンツ(株)
JASDAQ上場 民事再生法適用申請 負債総額 約31億9,000万円
代 表 : 鈴木 伸治
所在地 : 大阪市北区神山町1-3
設 立 : 2000年3月
資本金 : 64億855万円
売上高 : (11/7連結)約147億7,000万円
2010年11月25日号「SIC」にて既報の同社は、7月31日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、8月3日に開始決定を受けた。申請代理人は五島洋弁護士(弁護士法人飛翔法律事務所、大阪市北区西天満4-3-25、電話:06-6361-7141)ほか3名。監督委員は大貫裕仁弁護士(西村あさひ法律事務所、東京都港区赤坂1-12-32、電話:03-5562-8500)。負債総額は12年4月30日時点で約31億9,000万円。
■特集・激甚災害の爪痕
《特別対談》水郷柳川から水害に強いまちづくりの発信 行政・市民一体となった復興を目指して
柳川市長 金子 健次 氏
福岡県議会議員 椛島 徳博 氏
2012年7月11日から14日にかけて北部九州を襲った集中豪雨で、詩人北原白秋の故郷として知られ、川下りで有名な"水郷柳川"と呼ばれる福岡県柳川市は、市内の3分の1が浸水するという甚大な被害を受けた。同市はクリークと呼ばれる掘割が網の目のように張りめぐらされ、総延長で930㎞ある。掘割は、上水道・農業用水路・洪水対策の貯水路として整備され、農業用水やかつては生活用水としても長らく市民に利用されてきた。その水の町として知られる柳川市が進めてきたこれまでの治水対策と、被災を受けての復興政策、そして行政・住民一体となった地域の再生について、金子健次柳川市長と、同市選出の椛島徳博県議会議員に対談していただいた。
■特集・激甚災害の爪痕
《インタビュー》政治家として故郷の復興・再生にかける想い
衆議院議員 野田 国義 氏
2012年7月11日から14日にかけて、北部九州を未曾有の集中豪雨が襲った。福岡県においては県南の筑後地方が死傷者を含む甚大な被害を受けた。7月19日に野田総理は激甚災害指定することを表明。この事態の発生直後、地元八女市出身の野田国義議員は現地視察を行ない、7月17日に国会内に設置された「九州北部豪雨災害対策本部」で輿石東本部長、樽床伸二本部長代行の下で、副本部長に就任した。八女市長時代から故郷を思い、既得権やしがらみにとらわれず、地域の再生を何より優先して行動してこられた同議員に、国会議員としていかに地域復興を進めていくのか話を聞いた。
■特集・激甚災害の爪痕
九州北部の広い範囲を襲った「九州北部豪雨」被災地現場レポート
7月11日から14日にかけて九州北部を襲った豪雨災害は、1953(昭和28)年6月に福岡や熊本など北部九州4県が大きな被害を受けた「西日本水害」以上の甚大な被害をもたらした。福岡県内でもとくに被害の大きかった筑後南部を、弊誌特別取材班が取材した。
○至るところに残された災害の痕跡
○激甚災害指定が閣議決定
○改めて感じるインフラの重要性
■流通大競争時代
売上高首位にコスモス薬品 ドラッグ、DSが躍進
九州・山口流通企業44社ランキング
売上高首位にコスモス薬品―データ・マックスが集計した九州・山口県流通企業の2011年度44社売上高ランキング(売上高200億円以上)によると、昨年3位のコスモス薬品がイオン九州を抜いてトップに進出。2位はトライアルカンパニーで、1、2位を新興業態が占め、流通業界の勢力交代を見せ付けた。一方で、半数近い企業が前年割れになり、デフレ不況の深刻さが改めて浮き彫りになった。消費者の低価格志向を背景に、新興業態がシェアを拡大する構図が定着しつつある。
○半数近くが減収
○首位、7年ぶりに後退
○成長率1位はユアーズ
○コスモス、利益も首位
○増益率1位ドラッグイレブン
○経常利益率1位はナフコ
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