8月1日付の記事で、福岡県警の現職警官による贈収賄事件において、読売新聞の記者が取材メモを流出した問題を指摘した福岡市の調査報道サイト「HUNTER」。同サイトは14日に読売新聞が公表した、当事者の記者の諭旨退職および上司らの処分について「異例の早期処分」とし、疑問符をつけている。
「すべての責任を記者個人に押し付けているとしか思えない。取材メモの取り扱いや情報管理に甘さがあったのは全社的な問題であって、記者や幹部の処分で事を済まそうとする同紙の姿勢は評価に値するものではない」(HUNTER記事より引用)
なお、同サイトでは現在、「記者クラブ」の検証を行なっており、情報の独占という既得権益にしがみつく大手メディアの問題を追及している。
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・読売新聞 取材メモ誤送信と誤報の問題点 異例の早期処分にも多くの疑問
・「記者クラブ」検証 -1-
・問われる記者クラブの存在意義 「記者クラブ」検証 -2-
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