今月20日に1回目の決済不調に陥り、動向が注目されていた大分の老舗ゼネコン(株)さとうベネックが、きょう(30日)債権者集会を開き、今後の方針について説明がなされた。
まず、私的整理ガイドラインに沿って負債を整理していくことを債権者に願い出た。同社の残債務は20日、30日、31日支払の3日間合わせて約7.7億円。対して決済可能な金額は、月末に入金される予定の約1.5億円。これを債権額に応じて按分するという。
現在進捗中の工事に関しては継続する意向を示し、各業者に協力を呼びかけた。
さとうベネックの私的整理案に対し、納得のいかない業者もおり、午後1時30分から始まった集会は午後4時まで紛糾した。内容はおって追報していきたい。
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