<偉そうに【銭ゲバ古賀マコチャン】が大手を振って歩く>
自民党政治資金能力随一の古賀誠氏がキングメーカー然と大手を振るってかっ歩している。まずは衆議院福岡選挙区においても辣腕を発揮している。例えば3区においては財務省官僚OBの古賀氏を自民党公認に選んだ。"マコチャン"の遠い親戚筋と囁かれているが、その信憑性は判然としない。1区においてもまだ公認は定まっていないが、「誠氏の秘書をしていた新開氏が最有力」と言われている。
そしてここにきて自民党総裁選挙を巡る古賀誠氏の動向がにわかに注目されてきた。同じ派閥の谷垣現総裁の支援を中止して石原幹事長を推す発言を行なっている。石原総裁誕生から果ては同氏に首相のポストを握らせる。その功労を背景にして「後ろで国家利権を漁ろうとする」マコチャンの思惑が透けて見える。「銭ゲバ時代の遺物である政治家が一掃された」と国民は認識している。それなのによくぞまー、古賀誠氏のこの権力への執着ぶりには驚く、呆れる。権力から遊離すれば己の行く末に不安を抱いているのであろう。
ネットサイト【HUNTER】が9月4日に古賀誠氏の不正政治献金の悪辣さを報じている(ここを参照)。【HUNTER】はマコチャンの出鱈目な資金調達の凄まじさを連載して暴いてきた。誠先生が狼狽して政治資金収支報告書のやり直していることをスクープしているのだ。この政治資金収支報告書を眺めると誠氏の集金力には驚く。これは天才だ!!感服する。【HUNTER】サイトも「告発すれば良かった」と悔やんでいる。
マコチャンも自民党では最古参の部類に入る。「そろそろ引退を、次の後継者を!!」と周辺は考えている。しかし、仮に本人が「代議士業を辞める」と思い至ったとしても引退は不可能だ。水面下には政治献金として集金した莫大な銭が横たわっている。この膨大な資金を公にはできない。誠氏は「落選するか、または死ぬまで」代議士業を放棄できない宿命を背負っている。彼の政治家としてのなれの果ては注目しておこう(10年も待たなくてよい)。
<オヤジの意向を利用しなさい>
そこでだ、石原幹事長殿!!筆者も貴方が自民党総裁のポストに就くことには賛成の意を表明する。問題はどういう勝ち方をするかだ。「【銭塗れの時代の遺物】誠氏の力を借りるな!!」という警告を直に聞きなさい。「石原新総裁の後ろにマコチャンあり!!」というキャンペーンを打たれたならば選挙では必ず不利になる。今の国民は馬鹿ではない。マコチャンタイプの政治家には極度のアレルギーを示す。貴方にとって得にはならない。
貴方には素晴らしい後見人の存在がある。「名声で、豪腕で、且つ金をシコタマ持っている」人物だ。そうだ!!貴方のオヤジ・石原東京都知事である。オヤジは国家権力の首相ポストを掴みそこなった。貴方がオヤジの威光を利して首相になれば誠、立派な親孝行ではないか!!そうなればオヤジも狂喜するだろう。
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