(株)クリエイト
3期連続営業赤字
(株)美高商事
店舗拡大で苦境に
■住宅設備機器卸ほか(福岡)/(株)江口電機
【続報】債権者判明 負債総額 約3億6,900万円
代 表 : 江口 純一
所在地 : 福岡県筑後市大字新溝160-1
設 立 : 1967年4月
資本金 : 1,050万円
売上高 : (11/5)約4億9,300万円
弊誌8月6日号「モルグ」にて既報の同社の債権者が判明した。同社は9月6日に福岡地裁八女支部より破産手続開始決定を受けていた。申請代理人は伊藤修一弁護士(ちくご法律事務所、福岡県筑後市山ノ井320-1、電話:0942-42-3900)。破産管財人は堺紀文弁護士(堺・北村法律事務所、福岡県久留米市中央町35-18、電話:0942-38-9404)。負債総額は約3億6,900万円。
■輸入日用雑貨販売ほか(鹿児島)/(株)BANGCARD
販売不振 破産手続開始決定 負債総額 約2億円
代 表 : 茶圓 武志
所在地 : 鹿児島市小野3-30-5
設 立 : 1991年1月
資本金 : 1,000万円
売上高 : (11/3)約2億5,000万円
同社は、8月21日に鹿児島地裁に破産手続開始を申請し、9月4日に開始決定を受けた。申請代理人は平野一哉弁護士(照国総合法律事務所、鹿児島市照国町13-41、電話:099-
226-0100)。破産管財人は上釜明大弁護士(福元法律事務所、鹿児島市金生町7-8、電話:099-225-0100)。負債総額は約2億円。
■管工事(長崎)/イチメイ工業(有)
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約4,300万円
代 表 : 一明 五人
所在地 : 長崎県雲仙市小浜町北野460-3
設 立 : 1990年5月
資本金 : 500万円
売上高 : (11/4)5,316万円
8月30日、同社は事業を停止し、同31日に破産手続申請の準備に入った。担当は金子寛道弁護士(大同門法律事務所、長崎市万才町6-35、電話:095-827-0356)ほか2名。負債総額は約4,300万円が見込まれる。
■建築工事ほか(鹿児島)/(株)ティーアンドティーコンサルタント
【続報】債権者判明 負債総額 約9億9,800万円
代 表 : 手塚 裕一
所在地 : 鹿児島市南林寺町25-8
設 立 : 1998年7月
資本金 : 4,000万円
売上高 : (11/3)8億3,393万円
弊誌8月30日号「モルグ」にて既報の同社の債権者が判明した。同社は8月24日に鹿児島地裁より破産手続開始決定を受けていた。申請代理人は神川洋一弁護士(照国総合法律事務所、鹿児島市照国町13-41、電話:099-226-0100)ほか1名。破産管財人は木山善朗弁護士(弁護士法人木山法律事務所、鹿児島市城山町1-30、電話:099-222-7351)。負債総額は約9億9,800万円。
■流通特集・業界に押し寄せる変革の波
閉塞感と後継問題で加速する小売業のM&A
(株)ゆめマート(熊本市東区)による(株)西紅(熊本市東区)の買収は、中小スーパーの事業環境の厳しさを改めて浮き彫りにした。関係者は「再編が加速するのは必至」と危機感を募らす。M&Aやボランタリーチェーンとの関係など、今後、独立系各社の動向から目が離せなく
○優良企業が撤退する時代へ
○後継者の存在は回避理由と成り得ず
○選択肢が限られる譲受先
○70代経営者の事業承継法は
○丸和が示すM&Aの難しさ
■流通特集・業界に押し寄せる変革の波
安定成長のディスカウントストア
12年間で売上高約21倍に
企業研究
「ラ・ムー」の屋号でディスカウントストアを福岡地区に2店舗出店する大黒天物産(株)。2010年5月に福岡県水巻町に九州1号店を開業後、11年4月には北九州市若松区に同2号店を出店した。ディスカウントストアの激戦区に鳴り物入りで参入した同社のこれまでの軌跡と経営状況を分析した。
○M&Aにより出店エリアを拡大
○有利子負債は短期の2億のみ ほぼ無借金経営
○12年で売上約21倍 伸び率はトライアル以上か
■流通特集・業界に押し寄せる変革の波
《ライバル比較》「ディープライス」と「プライスロックオン」 1円をめぐる熾烈な攻防
大黒天物産(株) VS (株)トライアルカンパニー
ディスカウントストアで独自にPB商品を取り扱う企業といえば、九州では1本29円「トラコーラ」に代表される(株)トライアルカンパニーが有名だろう。トライアルは「プライスロックオン」「クオリティロックオン」「ロックオン」の名でPB商品を開発しているのに対し、大黒天物産は「ディープライス」の名でPB商品を出している。ともに、1円をめぐる熾烈な攻防を繰り広げている。
○おにぎり58円・弁当198円 価格差はほとんどなし
○ラ・ムーは少品種に絞り価格をディスカウント
○日中韓の関係悪化 商品供給はどうなるのか?
■流通特集・業界に押し寄せる変革の波
DS、ドラッグが上位進出 売上ランキング過去10年の変遷
流通大競争時代
2012年は、九州流通企業の売上高1、2位にコスモス薬品とトライアルカンパニーが躍進、総合スーパー(GMS)からドラッグストア、ディスカウントストア(DS)へ、業界の新旧勢力交代を象徴することになった。業界の売上ランキングは、この10年間余で大きく変化した。マイカル、寿屋が相次ぎ破綻し、流通大再編の幕開けとなった2001年からのランキングの変遷ぶりを振り返ってみた。
○寿屋破綻で大再編幕開け
○2000年代前半はサンリブ
○2000年代後半はイオン九州
○12年は新旧交代の年
○11年間で7社入れ替わる
○DS、ドラッグが6社
○業界再編で勢力図変化
■流通特集・業界に押し寄せる変革の波
規制緩和で参入が可能に 法人農業の現状と可能性
農地法の改正により規制緩和が実施され、借地での一般法人による農業参入が可能となった。改正農地法が施行され、約2年間で約6倍のペースで一般法人が農業に参加するようになるなど、法人による農業が増えてきている。異業種からの農業への新規参入の現状と可能性を探る。
○JR九州の農業参入 多角化による事業拡大の1つ
○法律改正後、参画企業が着実に増加
○農業成功の鍵は対応力
■小倉記念病院に立ち込める暗雲 ― (3)
延吉正清院長の後任指名への執着 「秘密保持」の緘口令
"神の手"を持つ天才心臓内科医、延吉正清氏が理事長・病院長を務めていた小倉記念病院。辞任に追い込まれた延吉氏は、理事の入れ替えという荒業に打って出て、9月12日には"新理事会"を開催し、混乱は収拾のメドが立っていない。延吉氏が次期病院長指名や新体制づくりにこだわる動きを追った。
○「名誉顧問にしてくれ」辞任了承していた
○「新理事就任予定ない」深まる疑問と混迷
○辞任した以上後継指名はもうできない
○どうなる次期病院長 京大医学部長に推薦依頼?
○言いなりの後継者ではない延吉氏の「約束」
○「後輩に話をしたい」一転、密室懇談会開く
○「秘密保持」の懇談会 そこに京大教授の姿
○9月中にも仮処分審尋の見通し
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