５日、学校法人福岡大学（所在地：福岡市城南区、衛藤卓也学長）と日立製作所（本店：東京都千代田区、中西宏明社長）は、同大学にハイブリット型シングルサインオンに対応した認証基盤システムを構築し、10月１日から全面稼働を開始したと発表した。

　同システムは、学生と教職員（約２万4,000人）が使用する、学内の情報システム用ユーザＩＤとパスワードの統合管理や、利用者が一度の認証で許可された複数の情報システムにアクセス可能な「シングルサインオン」などを低コストかつ効率的に実現できるというもの。

　また同システムは、国立情報学研究所と全国の大学が進める、大学間など組織をまたいでの「シングルサインオン」を実現する共通認証基盤「学術認証フェデレーション（以下「GakuNin」）」の仕様に準拠しており、今後、GakuNinが本格的に運用された際にも対応可能としている。

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