福岡工業大学が開発した小型人工衛星「FITSAT-1」が、高速画像通信の実証実験に成功した。
同実験は、衛星に積んだカメラの画像を、独自に開発したマイクロ波帯の5.8ギガヘルツという高い周波数の送信機で地上に送り、これを直径1.2mのパラボラアンテナで受信するというもの。5~6秒でポストカード程のサイズの画像を送ることができる。
今回公開されたのは、FITSAT-1が5日の放出時に撮影していた宇宙ステーションや「きぼう」の画像で、25日午後9時24分から同校屋上に設置したパラボラアンテナで受信したもの。
福岡工業大学では、これまで取得した画像データの修復を行ない、今後しばらく受信の実証実験を続ける予定としている。
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