玄海原子力発電所で原発事故が起きた場合を想定して、放射性物質の拡散状況について、風船を飛ばして確かめる「風船プロジェクト」が12月8日、佐賀県玄海町で行なわれる。玄海原発付近からカードを付けた風船1,000個を飛ばし、落下した地点からの報告を集めて、拡散・飛散状況を調査する。放射性物質の拡散予測で九州電力のミスが相次いでいるなか、市民みずからの手で把握しようというもの。
主催は、「原発なくそう!九州玄海訴訟 風船プロジェクト実行委員会」。実行委員会では、「原発なくそう」の思いを乗せて風船を飛ばしたいとして、多くの人の参加を呼びかけている。
今回は同プロジェクトの第1弾で、時季を変えて継続的に実施する予定。さよなら原発・ぎふ、玄海原発対策住民会議、玄海原発プルサーマル裁判の会、九州LOVERS、菜の花プロジェクトが協賛。
■風船プロジェクト 第1弾
<日 時>
12月8日(土)
午前12時受付開始、午後1時~集会、午後2時~風船飛ばし、午後2時30分解散
<場 所>
玄海エネルギーパーク前広場
(佐賀県玄海町今村字浅湖4112-1)
※風船飛ばしは、外津橋(ほかわずばし)
<参加費>
大人500円、高校生以下無料
<お問い合せ先>
原発なくそう!九州玄海訴訟「風船プロジェクト」実行委員会
TEL:0952-25-3121
E-mail:balloonpro2012@gmail.com
URL:http://no-genpatsu.main.jp/(原発なくそう!九州玄海訴訟)
http://genkai-balloonpro.jimdo.com/(風船プロジェクト)
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