大手ゲーム会社の委託業務を中心としたデベロッパーを脱し、自社ブランドによるゲームソフトの企画・開発・販売を一貫して行なうパブリッシャーとなった(株)レベルファイブ。ゲーム業界では類まれな高収益体質に成長したが、2012年10月、そんな同社の存亡を賭けた戦いが始まった。
<パブリッシャーへの道>
(株)レベルファイブは1998年10月、コンシューマー(CS)やパソコン(PC)でゲーム開発を手がけていた(株)リバーヒルソフト(福岡市、2004年6月に破産)の元社員だった日野晃博氏を中心に設立された。当初はソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の子会社での起業を視野に入れていたようだが、当時のSCE副社長のアドバイスで独立の道を選んだとされている。福岡県には、ほかに(株)サイバーコネクトツーや(株)ガンバリオンなど名だたるゲーム開発会社があるが、「五つ星=最上級のクオリティ」という社名の由来を持つ同社は、次第に福岡ゲーム業界の牽引役となっていく...(⇒つづきを読む)
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