21日からの3連休で、福岡の小売業ではディスカウントストアを中心に買い物客らで賑わった。連休中日となる22日(土)夕方頃、九州で最も賑わいを見せると言われるディスカウントストア「ルミエール太宰府店」(福岡県太宰府市)では、売場に人が溢れ、レジのほか、各売り場に"通行待ちの列"ができるほどの賑わいを見せた。23日(日)夕方頃は、ディスカウントストア「ダイレックス筑紫野店」において、一部のトイレットペーパーが完売し、陳列棚がガラガラになっていた。各店舗において、非食品を中心とした一部商品の買い占めが行なわれている模様だ。
しかし、一部消費者の間では、4月以降の落ち込みを懸念する小売業が増税後に「増税分を補てんする企画などを打ち出すだろう」といった見方を有しており、買い占めに走らない声も聞かれている。いずれにせよ、消費税増税まであと1週間となった。最もピークとなるのは29(土)、30日(日)の2日間になると見られる。小売業者、消費者の動向から、目が離せなさそうだ。
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