昨年、スマホとトイレを組み合わせたLIXILのスマートトイレ「SATIS」が注目を集めたが、こちらも負けてはいない。
「給水・汲み取り要らずで、無臭」、福岡市博多区の(株)ベルフォーム(市岡恒夫代表)が取り扱うスマートトイレだ。秘密は特殊微生物と杉チップを組み合わせたスーパーバイオチップ。このチップにより、し尿を水とガスに完全に分解する。そのため、スラッジ(汚泥)が発生せず、汲み取りの必要がない。分解後に生じた水を洗浄水として、使用するため給水の必要もないのだ。つまり、自己完結型・無放流水洗トイレである。給水が不要であるため、上下水道の工事は要らず、山奥や海岸などでも設置できる。すでに東京の工事現場で導入されており、利用者からは大変好評だという。
建設現場などにみられる仮設トイレ。臭いに悩む現場担当者、周辺住民も多いはず。一度、問い合わせてみてはいかがだろうか。
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・(株)ベルフォーム
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