新庁舎建設費は高すぎませんかね藤田市長(前)
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筑紫野市
進み出した新庁舎の建設計画
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筑紫野市役所
筑紫野市の新庁舎における建設基本方針(案)の骨子が発表された。現在の筑紫野市の庁舎は古く、近隣の自治体と比較しても古く狭い印象を受ける。また、本館のほか第一別館から第五別館まであり、さらに上下水道事務所と文化財担当事務所と分散している。そのため、初めてこの庁舎に訪れた人は迷うことは多いだろう。そういう筆者も、各事業担当窓口に行くに何度迷子になったことだろう。藤田市長が市長に就任後、すぐに庁舎玄関にわかりやすい庁舎の地図を設置し、壁などを外して庁舎内のレイアウトを変更したのは当然の措置と言える。
また、来訪者用の駐車場は本管庁舎などから県道を挟んだ場所にあるうえ、庁舎の建物自体も耐震性やバリアフリーに優れているようには見えない。とにかく庁舎としてあまり機能的とは言えないのはたしかである。市長も市民へ建設へのアンケートなどを実施し、民意を反映しつつ意見を聞いてきた経緯がある。そして今回、庁舎建設の基本方針が案として発表された。
新庁舎の建設予定地は、森永乳業跡地(筑紫野市石崎1丁目209-1ほか)が有望である。ほかに候補地として文化会館付近があるが、文化会館用地を含むために約25,899㎡の面積があるものの、事務所の延床面積3,000㎡という制限がネックとなっている。一方、森永乳業跡地は18,366㎡の広さがあり、交通などの利便性も良い。「大方の予想として、森永乳業跡地でしょう」と同職員もコメントする。これで「いよいよ周辺の自治体に劣らない庁舎ができるのか」と期待を抱く市民も多いと思われるのだが、案の概要をよく見ると・・。
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森永乳業跡地
(つづく)
【道山 憲一】
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