ワンストップでサポートする「事業としての不動産投資」（後）

キミヱコーポレーション（株）

プロ・アマゴルフ大会ではメインスポンサーを継続

　また、「九州におけるゴルフのレベルアップ」「若手育成」「ゴルフファン層の拡大」を目的に、2007年からは「九州サーキット キミヱコーポレーションカップ」を毎年開催。15年７月に開催された第８回大会では知名度の向上もあり、本戦に参加した176名を含む予選からの延べ参加人数が400名近くに上るなど、年々参加者数も増加。16年６月からは第９回大会の開催も決定している。伊都ゴルフ倶楽部で開催される第９回大会は、６月のプロ・アマそれぞれの予選会から始まり、本戦は７月28日（木）・29日（金）に行われる。

　田中社長は、「九州在住のプロゴルファーに、日々の鍛錬の成果を発揮していただく場、また優勝を目指す研鑚の場を提供することにより、九州のゴルフのレベルアップ、さらには、ゴルフファン層の拡大につながるものと考えています。さらに、切磋琢磨する若手プロゴルファー育成の貴重な場として、本大会を提供したいと考えております」と、継続して開催されてきた同大会の開催趣旨に関して語る。
　なお、第９回大会の賞金総額は1,000万円。キミヱコーポレーションは、これまでと同様にメインスポンサーを務める。

2015年からは介護事業に参入

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垣生リバーサイド

　さらに、グループ会社では介護事業もスタート。すでに「OPAL愛」の名称で住宅型有料老人ホーム２棟およびサービス付高齢者向け賃貸住宅２棟の計４棟の運営を北九州市や中間市、遠賀郡などの北九州エリアで開始している。さらに北九州市八幡西区では５棟目も計画中。これは、48室を備える住宅型有料老人ホームで、訪問介護事業所および通所介護事業所が併設されるという。
　15年からスタートしたキミヱコーポレーショングループの介護事業だが、事業方針の基本的なスタンスは不動産投資事業と変わらず、綿密なマーケティングに裏打ちされた「高い入居率」を背景にした事業運営を進めていくようだ。
　土地探しから入居者募集、管理までワンストップで手がけてきた不動産事業に加え、介護事業にも参入したキミヱコーポレーショングループ。とくに高齢化率の高い北九州エリアでの、不動産事業のノウハウや市場調査力を集約した「新しい介護」に期待したい。

※記事は2016年３月下旬時点のものです
（了）

＜COMPANY INFORMATION＞
代　表：田中　勝也
所在地：福岡市博多区博多駅東3-13-21 エフビル2F
設　立：2003年7月
資本金：3,000万円
ＴＥＬ：092-432-3477
ＵＲＬ：http://www.kimie.jp

＜プロフィール＞
田中　勝也
1964年4月21日、北九州市出身。早稲田大学卒。趣味はゴルフ