2024年11月22日( 金 )

地場パーキング業界をリードし、地域活性化に貢献する(後)

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セイワパーク(株)

福岡でNo.1の人材と待遇の会社になる

 同社は、設備・機器はチケット発行機のみで、ゲートやロック板および地面に埋め込むセンサー等が必要なく、かつ砂利やトラロープで駐車場を開設できる『先払いパーキング』の開発への実施。住宅地におけるスモールスペースの有効活用(3~5台)のコインパーキングの開発の実施。日本語の看板等をQRコードを介して翻訳する訪日外国人向けサービス「QR Translator」の導入。同業他社との連携による、共同プリペイドカードの開発・制作、そして導入。業界大手ではすでに実施されている、クレジットカードでの支払い可能にするシステムの導入を視野に入れるなど、さまざまな取り組みを行う。マンションや病院などの分野でのパーキング建設が増加するなかで、もっと駐車場の市場を掘り起こすことに、同社はチャレンジし続けている。

久留米駅西口<

久留米駅西口

 「お客さまからの期待感が高まっていることを、ひしひしと感じます。1990年代のバブル崩壊後、時間貸し駐車場経営にはさまざまな業種が参入し、急成長を遂げました。しかしその後、飽和状態となり、05年頃に成熟期を迎えました。そのなかで、パーキング事業を片手間でなく専業として取り組んできた企業が生き残り、業績を上昇させております。パーキングビジネスに情熱を注ぎ、プロとして真摯に仕事と向き合う企業が、新たなサービスや価値を創造していきます」(政彦社長)と、今後の将来性について語る。

 前述の通り、同社は人材育成においても独自性を発揮する。毎期、新卒採用を実施し、社内の人材の均衡を図っている。仕事上での教育と同時に業界の専門的な分野、営業分野、経営マネジメントなど幅広いジャンルでの教育・研修の実施。そして何よりも、風通しの良いコミュニケーションを構築できる社内の職場環境。政彦社長が先頭になり、全社員が実践する。「弊社の仕事は、すべてチームで行います。最高のチームプレーを発揮するためには、自主性です。たとえば、トラブルやクレーム時に原因だけを追及して、責任を押しつけ合う組織でなく、解決のために前向きにお互いにできることを考えるのが、弊社の仕事への姿勢です」(政彦社長)と、全社が一丸となって仕事を達成して顧客に最高のサービスを提供するという社内風土がある。その証は、極めてゼロに近い離職率であることだ。仕事に対する厳しさを保ちながら、1人ひとりの存在を尊重し、お互いが支え合い、仕事に向き合い、より良い質の成果を上げることに邁進している。

 「福岡でNo.1の人材と、待遇の会社になることを目標としております。それは、弊社の事業を通じて人材を育成して、お客さまにより高いサービスを提供することで、地域の活性化に貢献できると考えております。弊社の事業展開で、将来の期待感を構築していくことが使命です」(政彦社長)と、今後の同社のさらなる発展と地域貢献の活動に期待したい。

(了)

<COMPANY INFORMATION>
代 表:清家 政彦
所在地:福岡市博多区東比恵2-1-3
設 立:1978年2月
資本金:5,000万円
TEL:092-474-8000
URL:http://www.seiwapark.co.jp

<プロフィール>
seike_pr清家 政彦
1971年4月25日生。福岡県太宰府市出身。立正大学経済学部卒業後、(株)山善勤務を経て、99年にセイワシステム(株)(現・セイワパーク(株))入社。2008年6月、同社代表取締役社長に就任。趣味は釣りとスノーボード。

 
(前)

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