ドミノ・ピザ、人を生かして福岡ナンバーワンを目指す スコット・オルカー社長(前)
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ドミノ・ピザ ジャパンは18日、東京以外の地方では初めて「クルーコンベンション」を開催した。クルーの士気向上、団結力強化を狙うイベントだが、なぜ福岡で行ったのか。ドミノ・ピザ ジャパンにとって福岡は、どのような戦略的意味を持つのだろうか。同社のスコット・オルカー社長にお話をうかがった。
――クルーコンベンション、すばらしいイベントでした。クルーも若いので、あのようなパーティスタイルのイベントは喜んでいるのではないでしょうか。
スコット・オルカー社長(以下オルカー) 喜んでいると思いますよ。日本全体で約1万人のクルーやスタッフがいますが、年齢としては18歳から25歳がほとんどです。だからこそ、それくらいの年代のクルーやスタッフが魅力的に感じる職場環境にしていかなければいけないと思っています。必要な技術を学ぶのはもちろんですが、まずは楽しいこと。私たちが扱っているのはピザ。ピザって楽しい食べ物でしょう?だから、会社も楽しくしたいんですよ。
――ドミノ・ピザは、日本にピザを楽しんで食べる文化を持ち込みました。
オルカー そうですね。日本の宅配ピザでは、ドミノ・ピザがパイオニアといえるでしょう。それ以降、ピザはホームパーティで楽しめる食べ物になりましたね。家族や友達と自宅で、または職場で同僚とシェアしてもいい。もちろん、公園やビーチに持って行ってもいい。ポータブルな、持ち運びやすい食べ物です。どこででもパーティを開けるわけですね。
――そうですね、先ほどクルーの皆さんが「店舗対抗BBB」で作っていたボックスがあれば、どこにでもピザを持ち運ぶことができます。
オルカー ドミノのピザBOXはとても丈夫ですからね(笑)。
――さて、そんなドミノ・ピザ ジャパンの現在の方針とはどのようなものでしょうか。
オルカー 過去7~8年間、我々は急速に店舗数を増やしてきました。もうすぐ500店舗に達します。今は、まさに福岡に力を入れているところですよ。これまで、福岡では強い地盤を築くには至っていませんでした。福岡にはライバルの宅配ピザチェーンがあり、厳しい環境であると認識しています。しかしドミノ・ピザは、すでに福岡を含めた九州で何店か出店しており、九州全体で21店舗となりました。しかし100店舗以上は出店する余地があると考えていますよ。もっと成長できると思います。
(つづく)
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