【2017衆院選・福岡6区】自民・鳩山二郎氏の応援に公明・山口那津男代表登場
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昨年10月の補選では自民分裂の末に、自民党県連と決裂した鳩山二郎氏が勝利をつかんだ福岡6区。今回の衆院選では鳩山氏と県連とは手打ちを成立させ、一丸となって勝利を目指している。
13日、その鳩山氏の応援演説に現れたのが、公明党の山口那津男代表。選挙カーの上に鳩山氏、公明党九州比例ブロックの遠山清彦氏と並んで立った山口氏は、「少子高齢化社会、超高齢化社会、北朝鮮問題など、現在国が直面するさまざまな課題を解決できるのは安倍政権、自公連立政権しかない」と訴えた。鳩山二郎氏に対しては、「(氏の父の)邦夫氏が法務大臣在職中、自身の選挙区で受けた恩義がある。氏は小笠原の離島に光ケーブルを引いてくれ、予算の働きかけをしてくれた。今日はその恩義を返しに来た」と語り、改めて故・鳩山邦夫氏に対する感謝の意を述べた。また自公連立政権の成果については、年金受給者の資格を30年から10年に引き下げたことなど、去年の参院選での公明党の公約を実現したと強調。「国民のことを先の先まで考えるのは自公連立政権しかない」と強調した。また野党に対しては、首班指名の行方を明らかにしない希望の党、かつて東日本大震災の際に後手後手に回った当時の民主党政権幹部がそのまま参画している立憲民主党をそれぞれ厳しい言葉で批判した。
続いて演説に立った鳩山二郎氏は、今回の総選挙を「われわれの未来が託される選挙、皆様の生活が守られるかどうかの選挙」と位置付けた。さらに「そのようななか妙な風を吹かせている人たちがいる」と、野党を批判。公明党については「昨年の補選では自民党が分裂するなか、自主投票だった公明党の95パーセントもの方が票を投じてくださった。ここで受けた恩義は返さないといけない」と補欠選挙での公明党支持者の支援に感謝。さらに「鳩山家は親子二代でお世話になった。受けた恩義は必ず返さなければならないというのは父の口癖だった。公明党には格別なご配慮をいただいた」と、重ねて公明党に対する配慮を口にした。
最後には「鳩山二郎圧勝などと言われていますが、とんでもありません」と自らと自陣営を戒める余裕も見せた。
【総選挙取材班】
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