スター高橋が糸島を変える!~子供たちの笑顔で輝く糸島(2)
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家族で続ける糸島への恩返し
――若く、そして情熱もある。ただ、選挙戦は先が読めないものです。実際、手応えはどうでしょうか。
高橋 現在、糸島市の人口は約10万人。このうち、昔からの住民(以下、旧住民)と新しく転入してこられた住民(以下、新住民)の数は半々と聞いています。旧住民は、やはり顔なじみの方が安心されるでしょう。糸島では小学校校区でのコミュニティの繋がりが強い分、校区から1人代表を出そうという気運も高まりやすいのではないでしょうか。前々から校区の皆さまに顔が知れていて、校区の行事にも協力的。そうした人が信任を得やすいと考えれば、私のような新住民よりは、旧住民の方が優位でしょう。選挙の趨勢は、新住民にどれだけ訴えかけられるかが重要になってくると思われますが、まずは新住民に糸島の選挙に興味を持ってもらうところから始めなければならないと感じています。
――旧住民が優位かと思われますが、高橋市議はご自身のおられる雷山校区だけでなく、他の校区でも相応の知名度を持たれているとお聞きします。
高橋 糸島で育った20代の若者たちが、仕事を求めて糸島を出ていってしまう。この若い世代が抜けた穴を、30代・40代の子育て世代に埋めてもらえればと考えるなかで、まずは親御さんたちに私の思いや糸島の教育環境などについて知ってもらう必要があり、そのための活動として「高橋徹郎のちょっとまじめな話」と題して糸島各地で講演会を行っております。
ただ、この講演会は妻で歌手でもあるmonのトーク&コンサートのおまけのような感じです(笑)。monは独学で音楽を学んだのですが、彼女の実体験に基づく歌詞に心を動かされる方も少なくないようで、毎回反響をいただいています。夫婦のこうした取り組みが、市民の皆さまに議員としての私のことを知ってもらえている要因だと思います。
各地域の小学校や施設をまわって、「生まれてきてくれてありがとう」というテーマで、歌を通じて命の大切さを知ってもらおうという活動を行う妻が感謝されている姿を見て、私も人の役に立ちたいと思ったんです。この時の思いが、議員として糸島の発展に貢献しようという出発点です。これからも夫婦で、「糸島市の子どもたちのためにもっともっと明るく楽しいまちにしていきたい」の実現に向けて頑張っていきます。
(つづく)
【代 源太朗】<プロフィール>
高橋 徹郎(たかはし・てつろう)
1967年生まれ。九州芸術工科大学芸術工学部工業設計学科卒。2003年より糸島に居住し、雷山小学校PTA会長や「糸島三都110キロウォーク実行委員長」などを務め、14年より糸島市議会議員として活動。関連記事
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