2024年11月25日( 月 )

疑惑のコンサルタント・老田善弘氏プロデュース事業所、また破産へ

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 データ・マックスが「疑惑の障がい福祉コンサルタント」として追及してきた老田善弘氏。同氏が開業を手がけた長崎市のA型事業所を運営する会社が破産していたことが新たにわかった。破産開始決定は5月16日。同社は昨年2月に設立され、同年4月に長崎市より障がい者就労支援A型事業所の指定を受け、開業していた。関係者によると、同氏が説明していた当初の事業計画と実際の計画は大きく異なり、軌道に乗らなかったという。同氏が最初に長崎で開業を手がけた事業所は閉鎖(法人は破産)しており、これで長崎での閉鎖は2箇所目となる。

 取材過程でデータ・マックスが入手した一枚の経歴書がある。老田氏本人が作成したものと思われる文書だ。主な勤務先にはこれまで立ち上げてきた事業所を運営した社名が並んでいるが、すでにそのほとんどが廃業、破産の道を選んでいる。「自分は開業までの初期コンサルで事業には関わっていない」と主張しているが、経歴書の職務内容には、はっきりと「職業指導員」や「管理者」との記載がある。いつ作成されたものか、さらには公的機関に提出されたかどうかは不明だが、コンサルタントとしての「力量」が見事に伝わってくる文書である。

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